1歳4ヶ月~1歳5ヶ月

赤さんは1歳5ヶ月になりました。今回は、1歳4ヶ月~5ヶ月のあいだの出来事を記したいと思います。詳しくは後ほど書きますが、病気続きだったので写真は少なめです。

赤さんの記事は備忘録として書いていましたが、最近は「今度子供が産まれるので、参考にさせていただいています」といったお声を頂戴することが増えてきました。こんなブログでも参考になることがあるのかー!と衝撃でしたが、今後は、そのような方々へ少しでもお役に立てたらと思い、できるだけ色々なことを詳しく書いてみます。

この2か月間で一番大変だったのは、赤さんが二連続で病気に罹患し、保育園を長期間休んだことです。7月中旬に「ヒトメタニューモウイルス」にかかり、高熱と咳のため一週間休み。7月下旬~8月あたまには「アデノウイルス」にかかり、目が真っ赤になる「はやり目」という症状が出てしまい10日近く休み。

両方とも新種の恐竜みたいな名前ですが、子供のいる家庭では「ヒトメタね~」「アデノね~」とポップに略されるくらいポピュラーなウイルスのようです。いずれも、保育園で爆発的に流行っているのをもらってきてしまいました。特に「アデノウイルス」は感染力がすさまじく、一時期クラスの過半数がお休みになってしまいました。そして、近所の眼科へ行くと、子供だけではなくクラスメイトのご両親も受診していたりと、地獄の様相を呈していました。ちなみにうちもダンナがアデノにかかり、病院を受診したところ「アデノウイルスは型が50個くらいあるのでまたかかると思います」と戦慄の新情報を得てきました。

私は病気にこそかからなかったのですが、諸々の疲れが出てしまったのか、一度ぶっ倒れて救急車で搬送されてしまいました。実は、救急車に乗るのは今年二度目……。(今は元気なのでご心配なく!)自他ともに認める超健康優良児の私がこうなるというのは、なかなかにただ事ではありません。

仕事と育児の完全両立に憧れを抱きやってまいりましたが、今回の病気騒動を経験して、優先順位を明確にしないと関係者全員が確実に不幸になるなと思いました。その瞬間「一番大切なのは命だし、身近な人を守れない奴に何が作れるだろうか」と頭の中のユリ子が申しましたので、「しばらくのあいだは赤さんの命最優先で生きる」と決意が固まりました。

「子育てと女性のキャリア」問題なるものがついに自分にも降りかかってきたわけですが、それについては長くなりそうなのでまた別の機会に気持ちを綴ってみたいと思います。(ちなみに赤さん最優先ではありますが仕事はしています)

赤さんが病欠時、仕事に行かねばならないときは、まず近所の病児保育室へ連絡します。ただ、地域でアデノウイルスが爆発的に流行っていたので、病児保育室はまったく取れず……。そういうときは病児保育可能なベビーシッターさんに来ていただいて乗り切りました。ただ、今後のことも考えて、お友達ママさんが教えてくれた「フローレンスの病児保育」も契約しました。

冒頭でマイナスなことばかり書いてしまいましたが、次はプラスなお話を。ここのところ、赤さんが著しい成長をみせているのは「言葉」です。

話せる単語は、多すぎてもはや計測不能です。200~300語どころではなさそう。名詞だけではなく、動詞や形容詞も口にします。あとは「〇〇ちゃん」「△△せんせい」など、人の名前を呼んだり、「きーらーきーら、ひーかーる」などと歌っぽいものを歌うようになってきたのも大きな変化です。ときどき「奥さん」「ペッパー君」「ホッカイロ」(夏なのに)など、どこで覚えたのか謎な単語も発したりするので驚きます。個人的には先日「ミキサー車」と言ったのがビックリでした。よう知っとるな。

1歳4ヶ月からは少しずつ2語文も出てきて「ママいた」「パンほしい」「せんせい好き」「ゆーちゅーぶ見る」「おばけこわい」などと言うようになりました。この間は寝言で「かいだんおちた」と呟いていました(どんな夢だ)。寝言もちゃんとした言葉になってきたなと感心。

オウム返しではない会話が少しずつできるようになってきていて

私「今日保育園楽しかった?」
赤「うん」
私「なにして遊んだの?」
赤「ばしゃばしゃ」(水遊び)
私「だれと遊んだの?」
赤「ミカせんせい」

というような、超簡単なやり取りが成立するようになってきました。赤さんの口から本日の出来事を聞くのが夢だったので、この会話をしたときは感動のあまり泣きそうでした。

保育園の個人面談では「おしゃべりがスゴイ上手です」と言われ、ベビーシッターさんには「2歳児くらいの感じ」と言われたので、一般的にみて、赤さんは「月齢のわりに良くしゃべる子」みたいです。早生まれ(3月)で1歳児クラスでは最年少ゆえ、どうしてもいろいろと遅れ気味になってしまうので、言葉の成長が早めなのは良かったかなと思っています。

言語理解が進んできたことで

・赤さんの要求を理解し、適切に対処できるようになってきた
・簡単なお手伝いをしてくれる

という点がありがたいと感じています。

ただし、イヤイヤ期なるものに片足を突っ込み始めている感じはあります。言葉が達者なので「いや!」だけではなく「ちがうの!」とか「きらい!」とか「いらない!」とか豊富なバリエーションの否定語で立ち向かってきます。保育園でも、2歳児クラスの子が玄関で、お気に入りのおもちゃを持ってこなかったという理由で大の字になり延々とギャン泣きしているのを見かけたりしますが、赤さんもああなるのかなと、今からヒヤヒヤしています。

話は変わり、身辺自立も亀の歩みではありますが身につけ始めています。洗面台に踏み台を設置したところ、自分で登って、手を洗えるようになりました。

また、トイレトレーニングも開始しました。本人がトイレの絵本に強い興味を示したり、言葉で尿意や便意を教えてくれるようになってきたので、保育園の先生から「そろそろトイレに座る練習をしても良いかもしれないですね!」とご提案いただきました。

トイトレなんて遥か先の話だと思っていたので、なんの準備もしておらず慌てて補助便座を購入しました。

早速座らせて「ジャー」と声をかけると、チョロチョロチョロ~とオシッコできました!すごい!と褒めると、本人もめちゃめちゃ嬉しそうに笑っていました。

それ以来、トイレ=楽しい場所だと認識した赤さんは、用事が無くても「といれはいる」とトイレの扉の前で待っていたりすることが増えてきました。とりあえず、トイレが好きそうなので良かったです。オムツが外れるのはだいぶ先になりそうですが、焦らず、ゆっくりとトレーニングを進めていきたいです。

完全に幼児食になったので、最近は外食にも挑戦しています。お子様メニューだけではなく、大人用でもうどんやちゃんぽんなどの麺類は切ってあげると食べられることがわかりました。いままでほとんど外食したことがなかったので、周囲の方にご迷惑をおかけするのではないかと最初はドキドキしましたが、近頃は親も赤さんも慣れてきて、お互いにほぼストレスなく食事ができるようになってきました。このあいだは、マックのハッピーセット(プチパンケーキ)も美味しそうに食べていました。食事は基本的に手作り派なのですが、外食もたまにはいいな~と思っています。赤さんもいつもと違うものが食べられて嬉しそう。

他にも、犬猫と触れ合えるお店に行ってみたり、自転車デビューしてみたり、病気の夏ですがそれなりに新しい体験ができました。

先日は、私の祖母の三回忌があり、赤さんを初めて法事の場に連れて行きました。読経中、お坊さんがおりんをチーンと鳴らすと、すかさず赤さんがクソデカ声で「カーーーーーーーン!!!」と絶叫し、その場にいた親戚とお坊さんが笑いを堪えるという状況に……。「絶対に笑ってはいけない法事24時」ならば「全員OUT~」。(※お寺には事前にフリーダム1歳児がいることをお伝えしていたので大丈夫でした)

お話が上手になってきて、赤さんと言葉でコミュニケーションを取るのが楽しい今日この頃です。言葉を習得し始めてからは、赤さんの人格がくっきりと浮き上がってきたように思います。この調子で、赤さんの人となりを知っていけたらいいなあ。相変わらず毎日体力勝負で大変ですが、どんどんいろいろなことができるようになる赤さんを一番近くで見られるのは、嬉しくて面白くて、そして幸せです。

1歳0ヶ月~1歳3ヶ月

赤さんは1歳3ヶ月になりました!今回は、1歳0ヶ月~3ヶ月のあいだの出来事を記したいと思います。

最大のニュースは「歩けるようになった」ことです!1歳のお誕生日を過ぎたあたりから3,4歩踏み出すようになったのですが、しばらくその状態のままでした。そして1歳1ヶ月になってすぐ、コツを掴んだのか、急に歩行ができるようになりました。ある日保育園に迎えに行ったら、部屋の中から「まま、まま」と言いながら両手を上にあげてヨタヨタ歩いてきたので衝撃を受けました。昨日までハイハイしていたのに!徐々に歩けるようになるものだと呑気に構えていたので、心の準備が追いつかないまま今日に至ります。

二足歩行の生き物へと進化したのに伴い、ハイハイを全くしなくなりました。ハイハイの頃は「早く歩かないかな」なんて思っていましたが、ハイハイが見られなくなるとそれはそれで寂しい。大人ってワガママ。

行動範囲が劇的に広くなり、ありとあらゆる場所でいたずらを繰り広げるようになりました。中に入っているものを全部出さないと死ぬの?というくらい、徹底的に棚や箱の中身を出してくれます。そしてあちこちに捨てる!赤さんが通った場所すべてが強盗の犯行現場のよう。今日も洗濯カゴの中から鮭のふりかけの袋が出てきましたよ。

母は野菜スープの箱を投げ捨てながら逃走する決定的瞬間を見逃さない。

なお、いけないことをしている、という意識はある模様。ここまで見事な「やっべ」という表情は見たことがありません。

身体能力が大幅にアップし、力も強くなってきて、遊び方もかなりアグレッシブになってきました。滑り台大好き。しかし、まだ危険察知能力が愕然とするほど低く、(平気でお風呂にダイブしたりと)危ないことから率先してやるので、厳しい監視の目が必要です。

段差があると一瞬でのぼります。家具の「注意書き」に記載されていることはだいたい秒でやってくれます。

家のドラム式洗濯機に「子供をドラムの中に入らせない」という警告シールが貼ってあり、それをみて今までは「こんなの入る人いるのかな~?」と疑問を抱いていましたが、最近は「ヤツは入る(確信)」と思いを新たにしました。

個人的に感慨深い出来事は「ミルクを卒業した」ことです。

奥歯も生えてきて硬いものが食べられるようになってきたので、1歳2ヶ月になってすぐ、(保育園で)離乳食から幼児食へステップアップしました。離乳食のときは食後にミルクを飲ませてもらっていましたが、幼児食ではミルクは出ません。家でも保育園のそのスタイルに合わせて、ミルクを卒業することにしました。

最後のミルクの日、いままでの大変すぎた授乳あれこれが走馬灯のように思い出されて感傷的になり「これで……最後だよお……」と半泣きでミルクをあげましたが、赤さんは1ミリも気にしていないようで、ニコニコしながらミルクを飲み干し、その後ミルクを欲しがることもなく、アッサリと卒乳しました。

ミルクを飲まなくなったら栄養は足りるのかな?と心配をしていたのですが、卒乳後、赤さんは信じられないくらいに食べるようになりました。「ミルクやめると食べるようになるよ」と先輩ママさんに言われていたのですが、本当でした!

卒乳後、保育園の連絡ノートの昼食欄に「おかわり」という文言が記入されることが増えてきました。そのうちおやつの欄にも「おかわり」と書かれるようになり……。いまでは両方おかわりするのが当たり前のようになっています。逆におかわりの文字がない日は、体調悪いのかな?と心配になります。

今まで、床にごはんを捨てることに悩んでいましたが、ここのところポイポイ行為は激減し、パンの小さなかけらまで目ざとく発見し、口に運ぶようになりました。食べ終わったあとは「もうないのか」と言わんばかりの表情でお皿を覗き込んできます。空のお皿を見せて「もう!ないよ!」と伝えないと納得してくれません。

身長の伸びが10ヶ月ごろから停滞していたのですが、そんな爆食の甲斐があってか、5月は1ヶ月間で3センチも伸びていました!抱っこしたときの感触もズッシリしてきました。手足も長くなったような。たくさん食べることの大切さを実感。

意味のある発語もこの3ヶ月でかなり増えてきました。現状、観測できている言葉は以下です。数えてみると50個弱。想像よりもたくさんあってびっくり。

パパ、ママ、じいじ、ばあば、しぇんしぇ(先生)、ねんね、まんま、あふお(お風呂)、おいしい、あっち、こっち、あった、おうちゅ(オムツ)、ぶ(オナラとウンチの意)、あし、け(髪の毛)、め(目)、て(手)、シーツ、はっぱ、わんわん、にゃんにゃん、ぶーぶー(車)、ばふ(バス)、ぴ(鳥)、ばいばい、ざーざー、あめ、かさ、いす、なな(バナナ)、ぱ(パン)、コップ、にゅうにゅう(牛乳)、どうじょ(どうぞ)、ないない(片付けの意)、あぱま(アンパンマン)、ジュース、おちゃ(お茶)、あま(甘い)、ちっちゃ(小さい)、ねーねー、ちゅちゅしゃ(救急車)、かんぱい、あかちゃん、あっちっち(暑い)、あか、あお、ぼうし

絵本から吸収している言葉もいくつかあるけれど、なにより日常でよく耳にする言葉をどんどん覚えている感じがします。

知っているものを見つけると、指差しながら無遠慮に「わんわん!」とか「アカチャン!」とか大声で言うので、お外ではヒヤヒヤします。彼にとっては、ベビーカーに乗った子はすべてアカチャンらしいのですが、君の方がアカチャンだぞっていうシーンがよくある。

赤さん自身、少しずつ言葉で要求を伝えることができるようになってきた感じです。「あっち!」と指差しながら行きたい方向を示してきたり、パンを牛乳につけて欲しいときは「ぱ  にゅうにゅう」と言ったり、お風呂に入りたいときは「ぱぱ あふお」と言ったり、ウンチをしたのでオムツを替えて欲しいときは「ぶ!ぶ!」と言いながら股間をポンポン叩いたり。我々は、以前よりも赤さんが何を考えているかわかるようになってきました。

文字そのものにも興味がある赤さんは、あいうえお表が特にお気に入りです。毎日トーチャンと一緒に「あひるの……」「あ!」などと発音の特訓をしています。研究熱心なトーチャンは、赤さんが発音できた音の欄にシールを貼っており「赤さんはさ行とら行がうまく発音できない」という事実を突き止めていました。

このあいだ保育園の先生に「赤さん、今日は競馬新聞を読んでいました」と言われて爆笑しました。競馬新聞は制作の下敷き用として置いてあったらしいのですが……。字がいっぱい書いてあったので興味がわいた模様。将来どうなるのか。

なにはともあれ、言葉に興味があるのはいいことだなと感じています。この調子でどんどんおしゃべりを習得していって欲しいです。赤さんと会話のラリーができる日を夢見ていましたが、もうすぐな気がしてきました。

春は行楽シーズンということもあり、水族館やバス営業所に行ってみたりしました。

水族館では、未知の生き物の観察に集中するあまり終始真顔でした。一瞬「ニコニコした顔を撮りたかったな」と残念な気持ちになりましたが、その後「そんなにも集中できるなんて素晴らしいことじゃないか……」と、汚れ切った自分の心を恥じました。赤さんにとってはすべてが初めてなんだもんなあ。

GWは大大大好きなバスの営業所へ行きました。都営バスがずらりと並んでいるのを見つけた瞬間、嬉しすぎたのか妙なテンションになり「わァッ……わァ……わァ……」と、ちいかわみたいな声を出していました。

バスは相変わらず好きすぎるようで、朝起きると「ばふ」と言いながらバスの載った絵本を持ってきます。その後はテレビを指差し「ばふ!ばふ!」とYouTubeのバス運行動画を見せろと要求してきます。夢中になれるものがあるって素敵だけど、なんでバスなのかは、私の中でいまだ謎のまま。

もう赤ちゃんではなく子供、という表現がぴったりな赤さん。「赤さん」という呼び方をどうしようか考えていたのですが、本名が「赤さん」に近く、呼びやすいということもあり、今後も「赤さん」で行こうと思っております。まさに外道(なつかしのネタ)。

11ヶ月~1歳

赤さん、先週1歳になりました!

11ヶ月の後半は胃腸炎と謎の高熱でずっと具合が悪く、2週間ほど保育園を休んでしまいました。久しぶりに赤さんも親も白目でしたが、数日前からようやく元気になりました。徐々に生活のペースが戻ってきたので、忘れないうちに最近の出来事を記しておきたいと思います。

ここ一番のニュースは「ひとりで立てるようになった」ことです。10ヶ月終盤あたりから、つかまり立ちしている最中にパッと手を離し、2~3秒ひとりで立つようになりました。そこから、だんだん立っている時間が長くなり、現在は30秒くらいひとりで立てています。

立てるようになったので、ファーストシューズを購入しました。お人形用?と思ってしまうくらい小さいサイズ(11.5cm)で可愛いです。嫌がらずに履いてくれて一安心。

1歳付近からは、どこにもつかまらず、座った状態から立ち上がれるようになりました。地面に手をつき、お尻を高く上げてそのままヨイショと立ち上がる姿は、どこかお相撲さんぽいです。最近は安定して立てるようになってきたので、そのまま遊んでいることもあります。

まだ歩きはしないのですが、赤さんのペースで成長してくれたらなと思っています。

遊び方もだんだん激しくなってきまして、オモチャ棚を移動させているのを目撃したときは衝撃を受けました。それ、重いんだけど……。

更なる衝撃は、オモチャ棚の隙間を潜り抜けて遊びだしたことです。しかも上段。ワンパクすぎる。

「食」に関してですが、ストローで飲み物を飲めるようになりました。ただ、ときどき口から飲み物をピュッと吹き出して、服をビショビショにするので油断なりません。

コップもちゃんと使えるようになりました。1歳を過ぎたので、最近はコップに牛乳を入れてあげたりしています。牛乳は好きらしく、食後にあげると100mlくらい秒で飲み干します。

離乳食は、オール手づかみでも食べられるようになりました。かたさも、大人が食べているものと同じくらいに。普通のかたさのミニおにぎりを食べたりしています。

しかし、手づかみをさせると、おおよそ大人では考えられないことばかりするので、食卓が一瞬でめちゃくちゃになります。ご飯やお皿を投げたり捨てたり、ぐちゃぐちゃの手で顔を触ったり。腕の力がついてきたので、食べ物をだいぶ遠くまで飛ばしてくれます。テレビの液晶にごはんつぶがついているのを見つけたときは変な声で笑ってしまいました。

近頃は、パン皿を顔におしつけるのがブームのようです。なんでや。

食事のたびに、目の前の惨状に顔を覆いたくなるのですが、以前に聞いた「手で色々なものを触ると、脳に良い影響がある」というお医者様の言葉を思い出し、その都度、鬼の形相から仏の表情へ切り替えるようにしています。

この頃はスプーンを持ちたがるので、そろそろスプーンで食べる練習を始めてみようと思っています。保育園では1歳半くらいの子がスプーンで器用に食事をしているので、この地獄もあと少し!だと信じて頑張ろうと思います。

赤さんは「都営バス」が異様に好きだということが判明しました。保育園の行き帰りで通る道に、よく都営バスが走っているのですが、あるときからバスを見つけるとニヤリと笑い、抱っこ紐から身を乗り出し、足をバタバタして喜ぶようになりました。

その後、観察を続けると、どうやら大きい車(トラックやクレーン車など)全般を好んでいることがわかりましたが、やはり「都営バス」は格別なようです。しかも、広告ラッピング車ではなく、スタンダードな黄緑色の車体が一番好きなようです。

私は、赤さんが何に興味があるのか、ということに興味津々だったので、都営バスが好きだとわかってとても嬉しいです。初めて、赤さんという人間の一端に触れられたような気がしています。

今度、都営バスの営業所に見学に連れて行ってあげようかと考えています。バスターミナルに行ったときもテンション爆上がりだったので、嬉しすぎて発狂するかもしれません。

お誕生日には、都営バスのオモチャを買ってもらった赤さん。大きいバスをよく横転させて遊んでいます。

指差し行為も過熱してきまして「指差し魔」と呼んでもいいほど、指を差します。気になるものすべてを指差して確認しているような感じです。道端でも指を差しまくるので、見ようによっては失礼にあたるのではないかと思うこともあり、ヒヤヒヤしています。

私のことも見つけるたびに「う!」と言いながら指差してきます。その姿は喪黒福造を彷彿とさせます。背景に「ドーン!」っていう効果音が見える。

1歳のお誕生会は、体調があまりよくなかったこともあり、家でささやかに執り行いました。前から頼んでいた、赤ちゃんでも食べられるケーキでお祝いしました。

お誕生日だし、自由にさせてあげようと思ってケーキをまるごとあげたら、とんでもないことになりました。家中がベッタベタになったので、速攻でお風呂に。(残ったケーキはスタッフが美味しくいただきました。)

お風呂後は、一升餅を背負ってもらいました。ダンナがリュックタイプのものを用意してくれました。一升餅とは、赤ちゃんに重さ一升(約1.8kg)のお餅を背負わせて、1歳の誕生日を祝う行事です。立ち上がれたら身を立てられる、座り込んでしまったら家にいてくれる・家を継いでくれる、転んだら厄落としができる、と言われているそうです。

一升はさすがに重いので転ぶだろう、と思っていたら、ヒョイと立ち上がり、普通に伝い歩きをしていました。身を立てられるんだな赤さん。つよい。

赤さん、だんだんと言葉の意味を理解するようになってきました。「おいで」と言うとこっちに来るし、「座って」というと座るし、フルネームで名前を呼ぶと「あい!」と手を上げてお返事をします。「あたまどこ?」と聞くと頭を触ったりします(同様に「ひざ」と「あし」も理解しているようす)。積み木どこ?絵本どこ?バスどこ?と聞くと、指を差して場所を教えてくれます。

また、大人がやっていることをよく真似します。私が歯磨きしていると、指で口のあたりをシャカシャカする動きをします。他にも、テレビで飲食のシーンが写ると「アム!アム!」と言いながら、口に何かいれるしぐさを繰り返します。絵本でくまさんがバイバイするイラストが出てくると、赤さんもバイバイしたりします。

ここには書ききれないくらい、毎日なにかしらできるようになっていて「えっ、そんなこともできるのか!」と驚いてばかりです。

「意味のある発語」も少しずつ増えてきたように思います。ご飯のとき「マンマ」と言いますし、眠い時は「ネンネ、ネンネ」と言います。犬を見ると「ワンワン」と言い、お皿を床に落としたときは「アーア」と言います(自分で言うなよっていう)。不明瞭ながら「トーチャン」と「カーチャン」も言います。

個人的にはこの1年で10年くらい経ったように感じていて「まだ1年か!」というのが正直なところです。でも裏を返せば、そのくらい濃密な1年を過ごせたということかな?と思います。

赤さんに出会うまでは、子供は自分の人生を「制限」するものだと思っていました。だけど、実際はまったくそんなことはありませんでした。

不妊治療を経て授かった命、妊娠中はずっと「この子の心臓が止まってしまうかもしれない」と怯え、産まれてからも「突然死してしまうかもしれない」と昼夜問わず呼吸を確認しつづける日々……。結果、命は奇跡の集合体である、ということを心の底から理解できました。いま自分の周りにいてくださる人々は、どれだけの奇跡の果ての存在なのか。

そして、その感覚が、対人関係だけではなく、写真撮影(特に人物)を深めてくれたように感じています。たしかに赤さんが産まれてから、時間の都合でお引き受けできない仕事は増えました。だけど、撮影そのものに関しては、劇的に感覚が変わり、最近はとても調子が良いように感じています。

私の人生を制限どころか、豊かにしてくれた赤さん、1年間元気に生きてくれて本当にありがとう。そしていつも支えてくださる皆様、このブログを読んでくださっている皆様にも感謝を。

8~10ヶ月

またもや前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。赤さんは8、9ヶ月を経て、10ヶ月になりました。もう0歳代も終盤に。早い!

特に9ヶ月以降から目覚ましい成長を遂げており、その変化に日々驚くばかりです。

まず、8ヶ月の後半くらいから、ようやく自分で座ってくれるようになりました(ちょっと遅めでした)。一人で集中して遊んでくれるし、着替えやらなにやらがとっても楽になりました。ビバ・お座り!

つかまり立ちは、立ち姿がかなりしっかりとしてきました。長い時間立ち続けられるようになってきたので、最近はベビーサークルにつかまって立ったままこちらを監視しています。軽く支えるだけでも立っていられるようになってきたので、もうちょっとで一人で立てるかな?という感じです。最近は伝い歩きもだいぶします。

9ヶ月くらいからずり這いはしなくなり、完全にハイハイに移行しました。近頃はハイハイも高速になってきて、カサカサカサカサと猛スピードでハイハイして近づいてきます。AFで追いきれないくらい速い!

9・10ヶ月健診では、身長 68cm、体重 7.8キロでした。これは相当小柄な方で、成長曲線内ギリギリです。たくさん食べるのに大きくならないという、燃費悪い系の子供になりつつあります。私に似たのか……。

以前に比べれば髪の毛はだいぶ増えてきましたが、保育園の他のお友達に比べると 圧 倒 的 な 薄 毛 です。なぜか真ん中だけ長いので、若干、北斗の拳の雑魚キャラみがあります。早く伸びてくれ。

この数か月で一番驚いたのが「大人の真似をする」ようになってきたことです。

10ヶ月になったあたりから、急に「バイバイ(手を振る)」「どうぞ/ちょうだい」「パチパチ(拍手)」「バンザイ」「いないいないばあ」「お辞儀」を習得し始めました。

「バイバイ~」と手を振ると、手を振り返してくれたり、「それちょうだい」と言うと、手に持っているおもちゃを渡してくれたり、私が歌をうたうと手をパチパチして体をゆすったりするようになりました。

これまで赤さんとのコミュニケーションは一方的でしたが、初めて完全なる双方向になったように感じ、近頃は赤さんと関わるのがより楽しみです。

道端で出会った人に「バイバイ」と手を振ってもらうと、赤さんは嬉しそうに手を振ります。その光景を目にするたびに、こうやって人間はコミュニケーションの喜びを覚えていくんだな……と思います。

近頃は「指差し」も頻繁にするようになりました。自分の興味の対象を確認しているだけなのかと思っていたのですが、ベビーサークルの外にあるお気にいりのオモチャを指差していることもあり、どうやら「それ取って」の意味もあるようです。

まだ言葉らしい言葉はしゃべれませんが、いわゆる喃語(謎の赤ちゃん語)はよく出ます。機嫌が良い時はずっと何かをしゃべっているので、なんとなくおしゃべりボーイになりそうな予感がしています。

現状観測できている単語は「アンパンパン」(アンパンマンの意)、「ヨイショ」「ワンワン」です。

9ヶ月後半から3回食になり、いよいよ大人と同じタイミングで食事をするようになりました。卵アレルギーもなかったので一安心。相変わらず好き嫌いはなく、なんでもモリモリ食べるので助かっています。

手先が器用になってきたので、手づかみ食べにもチャレンジしています。ちゃんと前歯で食べやすい大きさに嚙みちぎって食べていて、すごいなあと思います。誰も教えてないのに。

手づかみは可愛いのですが、ご飯を捏ねたり下に捨てたりするので、食後の片づけが結構な地獄です。

気づけば、哺乳瓶を自分で持てるようになっていました。よわよわだった新生児の頃に比べたら、たくましくなったものです。

ハンドルのついたコップを自分で持ってお水を飲むこともできるようになりました。

昼寝も1日1~2回になり、起きている時間がだいぶ長くなってきました。

日に日にできることが増えて、どんどん成長していく赤さん。これからどんな子になっていくのか、心から楽しみです。

余談ですが、私は、妊娠中12キロ増えた体重があと1キロで元に戻る、というところまできました。もう少し!頑張ります。

6~7ヶ月

ご無沙汰しております。赤さんは6ヶ月……を通り越し7ヶ月になり、このブログを書いている本日、8ヶ月となりました。前回の記事から2ヶ月ちょっと空いてしまいましたが、この期間、赤さんは精神的にも肉体的にもだいぶ成長いたしました。

7ヶ月の中盤から、離乳食は2回食(1日2回食べる)になりました。離乳食を始めてから、赤さんはよく食べる赤ちゃんだということがわかりました。出されたものはパクパクなんでも食べてくれるので大変ありがたいです。甘い果物とパン粥が特に好きみたいです。

いまのところアレルギーもありません。ただ、三大アレルゲン(鶏卵・牛乳・小麦)のうち、卵だけまだ試していないので不安です。そろそろ少しずつあげてみようと思います。

これは離乳食初期(5~6ヶ月)の頃に食べていたものです。右上から時計回りに、10倍粥、りんご、真鯛、にんじんです。おままごとみたいな量でかわいいです。

2回食になってからは、食事をドロドロではなく、舌でつぶせるくらいの柔らかさにしています。食べられる食材が増えたり、調味料もちょっとずつ使えるようになったりして、徐々に大人の食事に近づいています。

このような感じで一週間分を作り置きし、冷凍し、その都度解凍して使っています。私はこういうチマチマした作業が好きなので、離乳食づくりは楽しいです。

写真を撮っていたら抱っこされた赤さんがフレームインしてきました。

そうそう、髪の毛もだいぶ生えてきました。3ヶ月くらいからどういうわけかツルツルになってしまい、親族間で「マルコメ」と呼ばれている赤さん。このままツルツルだったら、マルコメ君のオーディションを受けさせようと思っていました。

余談ですが、私は産後の脱毛が現在ピークでまじやばいです(語彙力)。前髪が作れないくらい髪の毛が抜けております。思わず7,000円もする育毛シャンプーを買ってしまいました。早く落ち着いて欲しいです(涙)

10月は赤さんが胃腸炎になり、下痢が止まらず2週間以上保育園を休むことになり大変でした。猛烈なおしりかぶれが発生し、お尻ふきで拭くと「この世の終わりですか?」というくらい泣くので、うんちの度に尻丸出しの赤さんを抱えて洗面所まで走っていき、お尻を洗う毎日でした。最終的には乳糖不耐症というものになってしまい、治すためにノンラクトなる乳糖を含まない特殊なミルクを飲ませたりもしました。

病院で「赤ちゃんの下痢は長引きますよ。治るのに2週間から1カ月くらいかかる子もいます」と言われて、まさかな~ハハハなんて呑気にしていたら、完治にほぼ1ヶ月かかりました(白目)。

下痢にはなったのですが、赤さん自体は食欲もありずっと元気だったのが救いでした。

赤さんは今まで何を考えているのかよくわからない存在でしたが、6ヶ月ごろから徐々に周りの人やモノをしっかりと認識し、好きなものには好き、という感情を向けてくるようになりました。また「寂しい」という感覚も芽生えてきたようです。家族の一員としての存在感がより増してきたように感じます。

私とダンナは赤さんの中で、「知人」から「特別な人」に昇格したらしく、最近は常にベビーサークルの隙間から我々を監視しています。我々の姿が見えなくなると、ビエ~ンと泣いたりします。

そんな赤さん、いよいよ動けるようになってきました。6ヶ月になってすぐ、ずり這い(お腹をつけた状態で進むこと)ができるようになり、7ヶ月の後半くらいからは、ハイハイをするようになりました。現在は、ずり這いとハイハイの比率が半々くらいです。

ズリ這いはかなり高速になっており、その姿は孵化したあと海に向かうウミガメのようです。

動けるようになってからは、近くに座ると赤さんは必ず近寄ってきて、膝によじ登ってくるので大変かわいいです。しかしそのあとガブガブ噛まれるのでめちゃ痛いです。歯はすでに5本も生えております。

この時期の赤ちゃんはお座りができるようになるのですが、赤さんはまだお座りができません。正確に言うと、座れることは座れるのですが、お座りして遊ぶのが好きではないらしく、すぐに腹ばいになってどこかに行ってしまいます。お座りしてくれると着替えなんかも楽なので、はよ座ってくれ~と思う日々です。

そんなことを考えていたら、7ヶ月に入った頃、突如つかまり立ちを始めました。ちょっと高さのある台を置いたら、それにつかまってヨイショと立ち上がったので超絶ビックリしました。

「あれ、立てちゃった」みたいな顔。これ以降、つかまり立ちフィーバータイムが訪れまして、ありとあらゆるところに掴まっては立とうとします。急にこんなことができるようになるとは。赤さんスゴイ。もうちょっとしたら、伝い歩きするかな?

まだまだ大変なことも多いですが、赤さんはだんだんと人間らしさを増してきて、とても可愛いです。毎朝目覚めるたびに「今日も元気に目覚めてくれてありがとう」と声をかけています。

5ヶ月

気が付けば月1更新になっているこのブログ。赤さんは5ヶ月になりました。

保活の甲斐があってか、保育園に通えることになったのが、今月一番のニュースです。

待機児童の多い地域に住んでいるのですが、どういうわけか第一候補の認可園に入れました。先月の投稿に登場する、夏祭りに参加させてもらったあの園です。待機になる気マンマンだったので、入園のお知らせが来たときは信じられない気持ちでした。会社勤めの方の育休が終わる7ヶ月&1歳の時期から入園の倍率が猛烈に上がるので、5ヶ月、と少し早い段階で保活したのが良かったのかもしれません。

現在、絶賛慣らし保育中です。

しかし、入園したのはいいものの、2週目は謎の発熱と全身の湿疹で1週間近く休み、先日も途中で発熱しお迎えに。私のスケジュールは滅茶苦茶で「これが……保育園の洗礼ッ……!」と白目を剝きまくっています。まあこれを繰り返して、強くなっていくしかないんですけれども。そういえば自分も小さい頃は、よく病気になっていたなあと思います。

保育園が軌道に乗ったら私は本格的に仕事復帰しようと考えているのですが、もう少しかかりそうです。

幼稚園しか行ったことのない私にとって「保育園」は未知の世界で、すべてのことが新鮮に映ります。先生方は丁寧に愛情を持って子供に接してくださるし、随時育児の相談にも乗って下さるので、育児初心者の私は「保育園神ィ……」と毎日思っています。連絡ノートは一度やってみたいことのひとつだったので、先生からのコメントを日々ワクワクしながらチェックしています。

連絡ノートによると、赤さん自身はだいぶ保育園に慣れてきて、近頃はおもちゃをぶん回したり、奇声を発したり、キッチリ昼寝したり、他のお友達を凝視したり、ミルクをがぶ飲みしたり、活発に過ごしているようです。

0歳から保育園に通わせるなんてかわいそうとご意見もあるようなのですが、私は赤さんとは違ったベクトルで仕事が大好きなので、仕事もして、経済的にも精神的にも安定した状態で赤さんに接したほうが、赤さんも幸せなのではないかと思っています。

あと、保育園では、家ではできない色々な経験をさせてもらえるし、お友達もたくさんいるので、(一人っ子決定の赤さんは)社会性も身について良いのではないかと思います。

赤さんは、今月も引き続き成長しております。

うつ伏せの状態の方が好きなようで、仰向けにしてもすぐにうつ伏せになって遊び始めます。うつ伏せが苦手だった3ヶ月の頃は一体何だったのか。ハイハイはまだ出来ないのですが、頭を床につけた状態で、ズリ……ズリ……と匍匐前進をして数メートルは進みます。その様子は、貞子っぽくて完全にホラーです。

最近は、お尻を高く上げるポーズをやたらするようになりました(シュール)。一説によると、これはハイハイの前兆らしいのですが、まだハイハイはしません。

寝返り返りも、突然できるようになりました。3ヶ月のときに寝返りを習得してから2ヶ月後の今、ようやくうつ伏せから仰向けに戻れるように。このごろ、顔にかかった布も手で払いのけられるようになったので、窒息のリスクが少し減ったかな?と思います。

今までずっと母乳で育てていたのですが、3,4ヶ月健診で体重の増加が思わしくないと指摘されたので、現在は1日2回ミルクも飲んでいます。赤さんはどうやらミルクが大好きなようで、一回で240mlペロリと飲んでしまいます。新生児のとき「こんな大きいの、使う日が来るのかなあ……」と思っていた240mlの哺乳瓶。その日は意外とアッサリやってきました。

ミルク爆飲みの効果アリで、この1カ月で1キロ増えました。現在は6.5キロになり、まだ小さい方ではあるけれど、成長曲線内には入ってきました。この数カ月、体重の件が悩ましすぎて禿げそうでしたが、とりあえず、良かったです。

数日前から、ついに離乳食も食べ始めました!まずは、10倍がゆを1さじあげてみました。一口目は「むむ、なんだこれは」というしかめっ面をして、口からベエ~っとおかゆをリバースしましたが、すくってもう一度口に入れてあげると、今度はちゃんと飲み込みました。それ以降は、最終的には全部飲み込めていて、なんなら「もっとちょうだい」と私の手やスプーンを引っ張ったりしてきます。何が好きなのかはまだ全然わかりませんが、とりあえず、口にモノを入れるのが嫌いではなさそうです。たくさん食べてくれるといいな。

スパウト(哺乳瓶からストローに移行するためのグッズ)で麦茶も飲んでみたり。スパウトは渡したときから正しいフォームで飲めていて、びっくりしました!でも麦茶そのものはあんまり好きじゃなさそうな気配……。

他にも、下の前歯が生えてきたり、赤ちゃん語をたくさんしゃべるようになったり、話しかけると笑ってくれたり、絵本を自分でめくろうとしたり、大人への階段を少しずつのぼっている赤さん。来月にはいよいよ6ヶ月!

4ヶ月

ちょっと間が空いてしまいました。赤さんは4ヶ月になりました。

ここのところ保活(子どもを保育園に入れるための活動)に勤しんでおりまして、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

見学に行った保育園で夏祭りが開催されていて、お店屋さんをしていた2~3歳くらいの子供たちから「アカチャンにこれあげるね!」と、いろいろ頂戴した赤さん。子供たちの手作りのあれこれ、とってもかわいくて癒されました。赤さんがペロペロしているのは焼きそばです。本格的。

驚いたのは、お店屋さんのお支払いのところに電子マネーの決済端末的なもの(手作り)がたくさん置かれていたことです。男の子に「ペイペイもできるよ!」と言われたり。もう現金授受の時代じゃないのか!と昭和製の私は腰を抜かしました。

赤さんはこの1ヶ月で急成長!

首が座り、縦抱っこや、抱っこ紐での散歩が安定してきました。うつ伏せにしたとき、首も持ち上がるようになりました。赤さんが2Dから3Dになった感!

発する声のバリエーションも増えてきました。甲高い声で「キャーッ!!」と喜んだり、「ウァンムァンアムアム……」と、明らかに不満を述べている雰囲気で泣いたりするようになりました。

また、いよいよ自分の手の存在に気がつき(ハンドリガードもするように)、近くにあるものを片っ端から掴む(そして、舐める)ようになりました。最近は、掴みたいものに自ら手を伸ばしたりもします。私は胸ぐらや髪の毛をよく掴まれています……。

身体の動きもだんだん激しくなってきて、新生児のときから寝ているベビーベッドの柵をものすごい勢いで蹴り飛ばすことが増えてきました。怪我が怖かったので柵にクッションをつけたりもしたのですが、そろそろ広いところでのびのびしてもらった方が今後の成長にも繋がる気がしたので、ベッドを廃止して、ベビーサークルの中で生活してもらうことにしました。

臨月のときに自宅に設置したベビーベッドが、いよいよお役御免になり解体される様子は非常に感慨深いものがありました。

ベビーサークルに移行してからすぐ、広くなって開放的な気持ちになったのか、突如、寝返りをするようになりました。3ヶ月後半のある日、横を向いて寝ているのを発見して「そろそろ寝返りするのかな?」なんて思っていたら次の日にはゴロンと回転していました。それ以来、隙あらばゴロンゴロン転がっています。

ずっと仰向けで寝ていた存在が、回転してうつ伏せ状態で寝ていたり、全然違うところに移動していたりすると、成長に喜びを感じる反面、ギョっとします。あと、おむつ交換のときも転がろうとするのは困ります(特にウンチ時)。

個人的に一番驚いたのは、3ヶ月後半から、朝まで寝る日が出てきたことです。出産時からずーーーーーーっと、授乳のために夜中に何度も起きて、そのため2時間以上連続して眠れない日が続いていて、育児……パねえ……と思っていたのですが……それが!終わって!遂に夜間眠れるようになるのか!!!!と狂喜乱舞。

でも、寝返りをマスターしたことにより、うつ伏せのまま寝ていたりするので、窒息が心配で私は今まで以上に起きる羽目に……。そして喜んだのも束の間、また赤さんが夜中何回も起きる日が出てきたり。

まーそんなにうまくはいかないよなあ。人間だもの(ゆりを)

そうそう、生誕100日よりちょっと遅くなってしまいましたが、先日お食い初めの儀を執り行いました。本人は親戚が大勢いて緊張したのか終始地蔵のように固まっていました。が、お箸を近づけたときは「仕方ねえなあ」みたいな顔で口を開けてくれました。

なんというか、寝返りが始まった頃から「アカサン〜1st Season〜」が終わったように感じました。これからは「アカサン〜2nd Season〜」なのかなと。どんなシーズンになるのか楽しみです。