更新の間隔がだいぶあいてしまいました。赤さんは3月で2歳になりました!半年分を一気に書こうと思ったのですが分量が多くなりすぎたので、2つに分けて投稿します。まず、この記事では1歳6ヶ月~9ヶ月までのことを振り返ってみます。
1歳6ヶ月で思い出すのは、保育園の運動会です。1年前は6ヶ月のアカチャンだった赤さん。お座りもハイハイもできなかったので、もちろん競技には参加できず、体育館の隅でずっと昼寝していました(何しに行ったのか)。それが今年は、徒競走で爆走!1年間の劇的な成長を目の当たりにしました。
しかし、赤さんは、ゴール直前で
ま さ か の 逆 走
ヘラヘラ笑いながらスタートの方面へ戻っていく赤さん。観客席からはクスクスという笑い声が……。慌ててダンナが捕獲しに向かい、ゴールまで強制連行となりました。
運動会をきっかけにわかったことなのですが、赤さんはどうやら大勢の人に応援されると、異常にテンションが高くなるようなのです(のちの発表会でもその気質が発揮されることに)。徒競走の逆走は「あっち側に走っていけばまだ応援してもらえる」と考えてのことだったようです。私もダンナも人前には出たくないタイプなので、一体誰に似たのか……。
続いて1歳6ヶ月の出来事としては、札幌(ダンナの実家)帰省が挙げられます。コロナ禍だったこともあり、赤さん誕生後は一度も帰省できずにいました。しかし、赤さんもだいぶ成長してきたので、ここらで子連れ長距離移動に挑戦してみよう!ということになりました。
車大好きな赤さんのため、羽田空港までは定額タクシーを使いました。そして、到着後は(JAL機だったので)スペシャルアシスタンスカウンターで手続き。並ばずにチェックインや手荷物を預けたりできて、さらには無料でベビーカーも貸していただけて「こんな優しい世界があったなんて」と衝撃を受けました。今回は赤さんの席も確保してチャイルドシートを装着しましたが、シートのサイズもこちらのカウンターで事前に合わせていただけて安心でした。
フライトまで少し時間があったので、空港内のロイヤルホストで昼食をとりました。離乳食を卒業して、お子様ランチを食べられるようになったので外食がだいぶ楽ちんに!
一番の不安は「飛行機に乗れるかどうか」でした。特に、赤さんが耳抜きできるかが問題でした。乗っているあいだ昼寝してくれれば耳抜きを考えずにいられると思い、お昼寝時間付近のフライトにしたのですが、飛行機が遅延して時間がズレまくり、挙句には真新しさに目が冴えてしまったようで、寝る気配ゼロ。そして微妙に機嫌も悪い。
どうすれば耳抜きできるのか。ジュースは秒で飲み終わってしまうので、時間が持ちません。そこで、事前に「耳抜きに良い」とされている干し芋を与えてみました。するとクチャクチャと時間をかけて芋を食べ始めました。結果、離着陸時に耳を痛がる様子はまったくなく、無事に新千歳空港に到着できました。MVPは間違いなく干し芋。
機内で暴れ出したときのために動画やらなにやらを色々用意していきましたが、結局、一時間半くらいのフライトのあいだ、搭乗時に客室乗務員さんから頂戴したおもちゃ(シールブック)をずっとニギニギして遊んでいました。
新千歳空港でレンタカーを借り、札幌市内へ。レンタカーに乗った瞬間、赤さんは爆睡モードに入り、ちょっとホッとしました。
札幌のダンナ実家では、初めて、お義母さんとしなのちゃん(柴犬)とご対面。お義父さんは入院中で残念ながら会えませんでした。
赤さんはしなのちゃんに圧倒されながらも、賄賂を渡して仲良くなろうとしていて面白かったです。
年老いたしなのちゃんに対して、落ち着きのない赤子はストレスになるかと思い、我々は実家には泊まらず、定山渓の旅館に泊まりました。広めの和室に宿泊したところ、就寝中、寝相の悪い赤さんが転がっても特に危険はなく、快適でした。
札幌帰省を機に、赤さんとの外出に少し慣れることができました。1歳7ヶ月になってすぐ、今度は、私の両親と赤さんと温泉旅行にでかけてみました。
赤さんは初めて新幹線に乗ったのですが、電車大好きマンなので駅のホームからずっとテンション高めでした。新幹線がすれ違うたびに「はやいね!」と興奮していました。
宿では両親が率先して赤さんの面倒をみてくれたので、私は久しぶりにのんびりすることができました。ありがたいありがたい。両親と手をつないで歩く赤さんを見て、こんな日が来るなんてなあと、心の中でつぶやきました。
この期間、赤さんは身体が丈夫になったように思います。急な発熱も減り、1歳6ヶ月以降はあまり保育園を休まなくなりました。また、肌も強くなってきました。生まれたときから肌が弱く、毎週のように皮膚科に通っていて、私は一時期そのことに悩みすぎて発狂しそうでしたが、このあたりから通院の頻度が減ってきました。周りのパパママと話していても、1歳6ヶ月くらいからしっかりしてきたという話はよく聞くので、そういうものなのかもしれません。
しっかりしてきた繋がりで……ねんねの姿勢にできるベビーカーである必要がなくなったので、コンパクトにたためるB型ベビーカー(サイベックスのリベルにしました)に買い替えました。とにかく小さくなるので、移動中や、保育園のベビーカー置き場でも場所を取らず、とっても楽ちんです。
赤さんの好きなものも明確になってきました。もう、わかりやすく「のりもの」(車と電車)ラブ。休日はもっぱらバスや電車を見学したり乗ったりして過ごすように。はとバスの停留所でバスに熱視線を送っている謎の赤子がいたらそれは赤さんです。
おもちゃはトミカ一辺倒。近頃はロングタイプのトミカが大のお気に入りです。日に日にトミカが増えて、トミカ屋敷になってしまいそうです。しかし、赤さんが不機嫌で暴れ出しそうなときや長距離移動の際、新しいトミカを渡すと落ち着くので、大村家の平穏はトミカによって保たれていると言っても過言ではありません。いつかタカラトミーさんには感謝状を贈りたいです。
発語もさらに増え、人見知りしない性格もあいまって、道端で知らないお兄さんに対して「おにーさん!きゅうきゅうしゃ!」と手に持っているトミカを見せびらかしたりするようになりました。そして「うわあ、すげえよくしゃべりますね」と驚かれる赤さん。お掃除の方にも「おつかれさまでーす!」とか言うのでびっくりします。
「くつはいた、ぼうしかぶった、おさんぽいった、おふねみた」などと、保育園での出来事を簡単な言葉で教えてくれるようになりました。個人的に感動したのは「ままだいすき」とよく言ってくれるようになったことです。いまでも寝る前には、手を握りながら「まま、いっしょだね。だいすきだよ」などと声をかけてくれます。一生推せる。
また、歌をフルで歌えるようになってきたのもこのころです。いままでは音程がなく、ラッパーみたいな歌い方でしたが、このころからなんとなく音程のようなものが感じられるようになってきました。赤さんは歌が好きで、隙あらば何かの歌をうたっています。レパートリーは20~30曲くらいありそうな感じです。YouTubeも子供の歌関連のチャンネルを好んで見ています。
つづく。