少し前の話だが、髪の毛を切った。そうしたら不思議なものでもっと短くしたくなり、さらに切った。このままいくと近いうちに坊主になる。
大村の傘
先日、現場終わりにアシスタントが「車の中にありました」と、私の傘を持ってきてくれた。
私の傘だってよくわかったな?と疑問に思いつつ手元に目をやると、
そうだった……。シール……。
うちのダンナはなぜか家の傘すべてに「大村の傘」というシールを貼ってしまう。爺さんのような習性だ。
でも、どうして「大村」ではなく「大村の傘」なのか。傘なのは見ればわかるではないか。そのようにダンナに問いかけると「君は大村、ではなく、大村の祐里子だろう」と、わかるようなわからないようなことを言われた。
思い切り
写真を撮っていると、突然、目の前に底の見えない穴が出現することがある。穴の中は楽園かもしれないし、地獄かもしれない。でも、楽園だと信じて、思い切って飛び込む。いつも。
要約:新しいカメラを買った
強欲
このくらいのほうが人生楽しいと思う。
トレジャーハンター
先日の現場で「前職・トレジャーハンター」という方にお話を伺う機会があった。その名の通り、冒険をして財宝を探すお仕事らしい。世の中にはまだまだ知らない職種がたくさんある。
「トレジャーハンター」と聞くと、条件反射でファイナルファンタジー6のロックを思い浮かべてしまう。ロクセリ推しではないが、FF6のエンディング曲「蘇る緑」は、セリスのテーマ→ロックのテーマと絶妙にアレンジされていて最高だ。ノビヨ師匠の神曲のひとつ。いまだに聞いている。
感度五千
真夜中。ベッドに横になり、窓の外でしとしと降り続く雨の音を聴く。天井に魚の横顔のような影ができている。水槽に沈んだような気持ちになる。
写真に撮りたくなり傍にあったスマホを構えるが、暗すぎて一向に写らない。別のカメラに持ち替えると、かろうじて写った。
あとで設定を確認したら、ISO感度5,000、シャッタースピードは1/2秒、絞りは2.0だった。人間の目は暗がりの中でもきちんと見える。こんなに見えるのだから、もっとたくさんのものを見つけに行かねば……と思う。
ら
ダンナは、家の中で服を着ていないことが多い。パンツ履いて!服を着て!と、40代半ばの人間に注意する日が来るとは思わなかった。その度に「俺、無課金ユーザーだから」などと訳のわからないことを言われる。
今日は全裸のまま肉を焼き始めた。油がはねるよ!危ないよ!と言っても聞かないので、無理矢理わたしのエプロンを被せた。裸エプロンおじさんという、まじで誰得……な存在を爆誕させてしまった。