男子の部 経過報告

最近は個展用の写真を撮って撮って撮りまくる日々です。
2日に1回は撮影に出かけております(ニートの本領発揮)

スケジュール上、まずは男子の部の写真から撮り始めています。
女子の部は9月下旬から撮影開始予定です。

男子の部の写真は順調に揃って来ているので、確実に20枚中10枚は撮り下ろし作品にできそうです。

今回、今まで撮らせて頂いた人を含めると、男性モデルさんは総勢12〜13人と多めです。
ということで、男子の部はわりと「色々」な感じの展示になる予定です。

たくさんの人に会って、おしゃべりをして。(撮れと)

そんな感じで楽しく準備しておりまする。

【R18注意】ラブなあの場所で【しかも長編】

いきなりですが、私はラ○ホテルで働いていた事があります。
今日はそのときの話を書いてみたいと思います。
アダルトな単語を連発する予定なので苦手な方はここで引き返して下さい。

なぜそんなところで働いていたかと申しますと…
私は「やってみたいと感じた事はとりあえず全部やってから死ぬ」ことをモットーとしております。で、その「やってみたいこと」の中に「ラ○ホテルで働く」ことが入っていたんですね。ただそれだけです。面接行ったらすんなり受かっちゃって。アハ。

え、皆さん、一度くらいはラブ○テルで働いてみたいと思った事ありますよね?私だけ?

* * * * *

ラ○ホテルでのお仕事は、「客室清掃」「フロント業務」の2つに分けられます。
客室清掃は、文字の如く、お客様がチェックアウトした後のお部屋を掃除するお仕事です。フロントは、客室清掃以外のことを全部をこなす業務、と思って頂いて構わないかと。

私はフロントのお仕事をしていました。
「フロントなんて楽チンそう」と思った貴方!その考えは間違っている!!
宝くじ売り場っぽい小窓からそっと鍵を差し出して「17時までです」などと言うだけがフロントじゃありません!

全フロアの掃除、チェックイン/アウトの手続き、電話対応、調理、お部屋へのお届けetc…フロントのやることは盛りだくさんです。私が働いていたのは100以上あるお部屋が常に満室になっている程の人気ホテルだったので、超絶忙しかったです。最後はあまりの激務に耐えられず辞めました。

* * * * *

結局辞めはしましたが、場所が場所だけに面白い出来事がたーくさんありました。
中でも印象的だった出来事をいくつか挙げてみたいと思います。

<Episode 1 訳ありな人々>

私の勤務時間であった平日昼は、訳ありっぽい中年カップルがとても多い時間帯でした。
エレベーター横で作業している時に、
男「明日は何してるの?」
女「やーねー、明日はPTAよぉ
という半端なく不倫臭のする会話が聞こえて来たりするのは日常茶飯事。
そのたびに「ああ、私はいまラブ○テルで働いているんだな…」と実感したものです。

<Episode 2 できるだけ>

ある日、お客様から内線で
「コン○ームとバスタオルをできるだけ下さい
と頼まれたことがありました。

「できるだけ」がどのくらいかわからなかったので、「できるだけって言われたんですけど、どのくらい持って行けばいいでしょうか?」とチーフに聞いたところ「うーん、10組くらいかなあ…」という答えが返って来たので、私はコン○ームとバスタオルを10組持って行きました。

受け取りに出て来たのは、とても普通の男性でした。
その時、コン○ームとバスタオルをできるだけ消費するプレイって何ですか?と聞きたいのをぐっと堪えたことを覚えています。(未だに自分の中で答えは出ていない)

<Episode 3 需要>

外線でかかってくるお問い合わせ電話で多かったのがこれ。

RRR…
「ちょっとお聞きしたいのですが、そちらのホテル、マットってありますか?」
「申し訳ございませんが、ご用意しておりません」
RRR…
「ちょっとお聞きしたいのですが、そちらのホテル、マットってありますか?」
「申し訳ございませんが、ご用意しておりません」
RRR…(以下略)

本当に、マットの有無の質問、めちゃめちゃ多いんですよ。
3連続でマットの質問電話が来たときは衝撃でした。
マットの需要ぱねえ。

私の中では、マット=超上級者向けグッズ なので、世の中の人がそこまでマットを求めていることにビックリでした。マットを使いこなせる人なんて、泡のお姫様くらいしか思い浮かばないYO!この事件をきっかけに、「もしかして世の中の一般女性は皆コッソリと匠の技を身につけているの?もしかして私だけがダメなの?」と思うようになりました。

<Episode 4 突入>

チェックアウト直後のお客様が「部屋にDVDを忘れた」というので、確認するため私が一人で当の部屋に入ったときの事。(※こういう場合はフロントの人間が部屋へ行きます)入り口で靴を脱ぎ、お客様のDVDを探すため部屋に踏み入ったその瞬間。

ツルっ(足を滑らせた音)

ゴン!!!!(床に後頭部を強打した音)

気付けば、仰向けで天井を見上げている状態のワタシ。

…?
……??

混乱しつつも、薄暗い部屋全体を見渡してみると…
なんとローション的な何かが床一面に広がっているではありませんか!
どうやら私は、お客様が床にまいたローションに滑って転んだ模様。

この時「ヤバイ、私ローションに滑って転んでる…!」と妙に面白おかしい気分になったことを覚えています。でも床一面にローションをまき散らすプレイって何なんでしょうね?(これも未だに自分の中で答えは出ていない)

<Episode 5 女装>

こういったホテルは、男性二人連れは基本的に入れません。
でも、誰が見ても男性二名だったとしても、片方が女装していれば入れるんです。

私はそれがあまりにも不思議で、社員さんに「なんでなんですか?」と何度も聞いてみたのですが、その度「そういうルールなんだよ」と返されるだけでした。なぜなんだ。業界の謎。超気になるから誰か教えて。

<Episode 6 キャサリン>

客室清掃のお仕事をしている人の中に日本人はほとんどいませんでした。東南アジアの方が多かったかな。ということで、更衣室ではいつも日本語、英語、タガログ語などが飛び交っていました。ベリーベリーインターナショナル。

私は客室清掃をやっているフィリピン出身のキャサリン(仮名)という女性と仲良くなったのですが、ある日、会話をしている最中にキャサリンが突然泣き始めたのです。
「どうしたの?」と聞くと「あなたはね…私が昔オーバーステイで困っているときに助けてくれた日本人にそっくりなのよぉぉぉ」という答えが…

これは自分の中でなんとなくラ○ホテルっぽいと思う出来事でした。

他にも、全裸で廊下を疾走するヤク中と思しき客人を、スタッフが「お客様ァ〜」と言いながら追いかける事件が発生したり(もはやコント)、探偵から電話がかかってきたり…本当に私の期待を裏切らない職場でした。今後2〜3年はこのバイト話で持つ気がします。これで一回くらい知り合いに遭遇してたら完璧だっただけどなあ。

最近は、女の子達とこういったホテルで女子会をするのに凝っています。(そういうプランを推奨しているホテルもある)
ゴハンを食べたり、写真を撮ったり、完全個室で意外と楽しめます。
やってみたい女子はぜひお声かけ下さい♥

【お知らせ】個展をやらせていただきます

今年の11月に写真の個展をやらせていただくことになりました。

<理由>

展示に対して否定的だった私が個展をやろうと決意した理由は2つあります。

1つ目は、「ゆり茶の展示が見たい」と仰って下さった方の期待に応えたいと思ったこと。
2つ目は、「自分が写真を撮り続けることができる期間は残り僅かかもしれない」と感じる出来事があったので、自分の写真人生が終了する前に何かひとつ区切りとなることをやっておきたいと思った、ということ。
その2つです。

<期間・会場について>

町田に11月に新しくオープンするギャラリーです。

2011年11月8日(火)〜22日(火)
SIGHT BOX GALLERY(仮称)
OPEN:11:00〜22:00(無休)
東京都町田市中町3-5-6 1F
小田急線町田駅より徒歩7分

<展示内容について>

展示作品は全てポートレートの予定です。
そして、一週間経過したところで一度、展示作品を全て入れ替えます。
最初の一週間→男子ポートレート 約20点
後の一週間→女子ポートレート 約20点
にしようと思っています。
内訳ですが、既出の作品と撮り下ろしを半分ずつにする予定です。

<写真集について>

今までに撮った写真をまとめた、総集編のような本を作ろうと思っています。制作はデザイン事務所にお願いします。かなりかっちりした装丁になる予定です。「ポートレート」「セルフポートレート」「自然・その他」の3部構成で、ページ数は200〜300ページを予定しています。こちらは会場で販売させていただこうと思っております。

* * * * *

私の写真には「綺麗さ」も「人を感動させる何か」もありません。
ジャンル分けするなら「変な写真」だと思います。
でも今回は、変は変なりに気合いを入れて頑張りたいと思います。

色々と詰まっていないところもありますが、取り急ぎお知らせさせて頂きたく思い記事にしました。DMが出来たらまたご報告させて頂きます。

宜しければ遊びにいらしてください。