オオサカ春の廃墟まつり

ヤマ○キ春のパンまつり風にこんにちは。
関西から帰ってきました。ただいマンゴスチン。
私なんぞと遊んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

突然ですが、大阪では廃墟(廃ホテル)に行って参りました。
写真が出来ましたので宜しければご覧下さい。

汚い壁マニアの私にとって、廃墟は夢のような場所です。
どこへ行っても汚い壁!壁!壁!!
汚いわあーテンションあがるわああああああああ!!

今回来訪した廃墟はどうやら過去に火災があったらしく、ところどころ真っ黒になっていました。

不思議な光が差し込むトイレ。
私はブローニーをまるまる一本、便器を撮るためだけに消費していました(後で気が付いた)。自分の将来が心配になりました。色々な意味で。

便器の中を覗いたところ、茶色い何かがぎっしり詰まっていました。
うん、たぶんこれは土。土に違いない。土だってば!
※万が一のことを考えて便器の中を写すのは自重いたしました。

梁ファサー

名こし(謎)

見ろ!コードが寄生虫のようだ!!(ム○カ大佐の声で)

打ち捨てられたものたち。

廃墟探索は私の幸せ。
これからも全国各地の廃墟を求めてさすらいたいと思います。

そういえば、2月に行った山梨県の廃墟の写真もあるので、そちらもそのうち載せますね。

出発

明日から4泊5日で関西へ行ってきます。
半分旅行で半分お仕事です。

こんなに長い一人旅は久しぶりです。
今年は、動けるうちにいろいろなところへ行きたいなと思っています。

とりあえず目下の問題はトランクの容量が2泊分くらいしか無い事です。

閉まらんガネ(Mr.3風に)

3年

「3年」
私の人生における指標となるもの。

不思議なもので、私の場合、だいたいの事柄は3年経つと予告もなくふいに終わってしまうのです。今までお付き合いをしてきた男性も、ダンナ以外は全員3年で終了。仕事も、お稽古も、殆どのものが3年で終了。振り返ってみてゾッとしてしまうくらい、私の人生は「3年」に支配されています。最近も、3年経って終了したものがまたひとつ…。

しかし、その「3年」を越えたものに関しては、長い長い付き合いになる、ということもわかっています。

* * * * *

当ブログ「シャッターガール」、開設してから丸3年経過いたしました。

毎年書いていることですが、ハイパー三日坊主の私がこんなに長い間コンスタントにブログを更新し続けたこと、そして今年は「魔の3年越え」を果たしたこと…もう、奇跡以外のなにものでもありません。これらは全て、こんなブログを読んで下さっている皆様のお陰です。本当にありがとうございます。読者の方の存在が、このブログ、そしてゆり茶という人間のレゾンデートル。そのことをお伝えしたくて今日はこの記事を書きました。

ブログ、もとい写真を始めて丸3年が経ち、私の心境にも変化が。

「自分の足で立って、自分の頭を使って、自分の進むべき道を決めよう」
と強く思うようになりました。

師匠の後ろをちょろちょろと付いて回って、他人の作った道をなんとなく辿るだけで、自分の意志とは無縁に過ごして来た3年間。人に頼りっぱなしだった3年間。自分のやりたいことなんて考えた事がなかった3年間。

でも、私はもうそんな状態ではいられない…。
そろそろ次のステップに進まなければいけない…。
見えない大きな力に猛烈に背中を押されて、そんな時期が来た事を悟りました。

私は私。
自分の道は自分の力で切り開いて行く。
これが、3年経って初めて生まれたわたしの「意思」

* * * * *

これからは、今までの自分の人生を燃料にしながら、喜びや苦しみや疑問を写真に変換して、本当に微力ですが、どなたかに楽しんでもらえるような何かを作れたら…と思います。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

【お知らせ】東京シャッターガール【長いです】

『東京シャッターガール』(桐木憲一/著)という漫画があります。

写真部に所属する女子高生の夢路歩ちゃんが、東京の隠れた名所や撮影スポットを訪れて、そこで出会った人々と触れ合いながらさまざまな風景をフィルムに切り取っていくショートコミックです。2012年1月18日に1巻が発売になりました。現在も週刊漫画ゴラクにて月2回位のペースで連載中です。

主人公・歩ちゃんの愛機がなぜかキエフだったりと、本編にはマニアックなフィルムカメラが続々と登場するので、フィルムカメラがお好きな方には特におすすめです。また、東京の街歩きガイドブックとして充実した内容になっているので、お散歩カメラにも最適な一冊です。

次回は3/9に週刊漫画ゴラクに掲載されるようです。撮影スポットは「府中市郷土の森博物館」(フルカラー)らしいですヨ!郷土の森は私も10回近く訪れている場所なので楽しみです。

* * * * * 

そのような漫画があるわけなのですが、
なんとわたくしゆり茶は、3/30週刊漫画ゴラクに掲載される『東京シャッターガール』に

本名キャラ(大村さん)として登場させて頂くことになりました。

桐木先生たちと某所へロケへ行って参りまして、そのロケでの出来事が実際に漫画になる、という感じです。しかもこの回もフルカラーらしいですよ奥さん… ざわ…ざわ…

さらに!
今回はスペシャル企画ということで、私がこの日に撮った写真は、3/19発売の写ガールvol.10に掲載されます。

さらにさらに!
この日のロケ(ゴラク編集部+写ガール編集部+ゆり茶)の様子は、ゴラクのHPにある「ゴラクの素」というコーナーに3/13から4週くらいにわたって掲載されます。※現在は桐木先生の別の取材の様子が掲載されています。

「本物の漢たちに贈るエンターテイメント」週刊漫画ゴラクと、「アクティブな女のコのためのカメラ雑誌」写ガール。おそらく読者層が1%も被っていないであろう中での奇跡のコラボレーションです。

以上、今後の予定をまとめますと、

3/9(金) 週刊漫画ゴラク『東京シャッターガール』郷土の森編 発売
(※私は出ていません)
3/13(火) ゴラクの素 掲載開始
3/19(月) 写ガールvol.10発売
3/30(金) 週刊漫画ゴラク『東京シャッターガール』コラボ編 発売

となります。

しばらくしたら、私も当ブログで「東京シャッターガールで取り上げられた撮影スポットに実際行ってみよう企画」をやりたいと思っています!

宜しければぜひぜひご覧下さいませ〜!!

* * * * * 

ここから先は余談です。長いのでお時間のある方だけ読んで下さい。

<余談1 経緯>

まず、こうなった経緯を書きたいと思います。

自分のブログのアクセス解析を見ていたところ、数ヶ月前から「東京 シャッターガール」で検索して辿り着いていらっしゃる方が増えていることに気付く。

「やだー!みんな私の居住地(東京都です)なんか調べちゃってなんなのー!///」という盛大な勘違いの末、ググってみたら同名の漫画があることを発見。

ちょうど1巻が発売になった頃だったので、amazonで漫画を購入

面白かったのでTwitterで『東京シャッターガール』の感想をツイート

そのツイートが桐木先生のアカウントにRTされる

それがきっかけでやり取りをさせて頂くようになり、漫画のタイトルとブログのタイトルが偶然同じだったことから「何か一緒にできたら…」という話になり今に至る

インターネット、そして偶然って本当に凄いな…と思った出来事でした。
※ちなみに漫画のタイトル候補には『写楽ガール』というものがあったらしく、こっちになっていたら今回のお話は無かったんだろうな…と思いました。しゃらくがーる(笑)

<余談2 先生と担当さん>

今まで何回か桐木先生とゴラクの編集者さんとお会いさせて頂きましたが、先生方は本当に熱心にかつ丁寧に取材をされていて、その上で漫画を描いていらっしゃるのだと知りました。私なんぞの話も深く掘り下げて聞いて下さって、感動してしまいました。『東京シャッターガール』は、そんな先生方の真摯な姿勢があらわれているな…と思っています。

<余談3 夢>

私は、叔父が魔人ブウということの影響もあり、小さい頃からずっと「漫画に出たい」という夢を抱いていました。そして、今回、思わぬ形で私のそんな夢が叶う事になりました。正直、超うれしいです。ゴラクさんありがとうございます。

<余談4 編集長>

最初の顔合わせの際は「ゴラクの編集長」もいらっしゃいました。私はゴラク=ヤクザな漫画が多い(ミ○ミの帝王とか)という勝手なイメージを持っていたため、「ゴラクの編集長ですって…!?」と震え上がりました(すみません)。そのときの様子をへたくそな4コマにしてみました↓


本当にすみません
そしてカフェオレというカワイイ飲み物を注文されていた編集長…

好きな顔

誰にでも「好きな顔」があると思います。

もちろん、私にもあります。
特に女性の「好きな顔」はハッキリしています。

私の唯一神はかすみ果穂ちゃん。あっ、ご存知無い方は検索しない方が良いです。検索する場合は背後に気をつけて下さいね。

もう本当に大好きなんです。余裕でサイン入りDVD持ってます。握手会に並んで「好きです!!」と告白してきたこともあります。ちなみに私のiPhoneの待ち受け画像は果穂ちゃんです。彼女の写真を見るたびに、説明不能な幸せな気持ちになるのです。ブログが更新されるたびに「なんだこのかわいい生き物はあああぁぁぁ」と一人でハッスルしています。ああ、ほんと好きすぎてどうしよう(私の頭もどうしよう)

あとは、(以下、敬称略)堤さやか、吉高由里子、大江麻理子、三船美佳が好きです。
どちらかというとキツネ系の顔が好きなんでしょうね。
このことを友人に話すと、だいたい「好みが一貫してるね」と言われます。

ちなみに、ダンナの好きな顔は、中川翔子、小倉優子、皆藤愛子、晶エリー、福田萌です。
タヌキ系の甘えん坊顔が好きなんでしょうね。
私(キツネ系)とは正反対なので、以前疑問に思い「私と全然違うじゃん」と言ったことがあるのですが、その時は「理想と現実は違うんだよ」と返答されました。

みんなちがって、みんないい / 金子 みすゞ

※写真と本文は関係ありません

ホリー・ガーデン

『ホリー・ガーデン』は江國香織さんの小説です。
私の、愛してやまない小説です。
Twitterのアカウント名もここから来ています。

初めて読んだのは高校生のときでした。
その時に受けた衝撃を今でも覚えています。

なにこれ、わたし…?

主人公であり、薄ぼんやりしたマジでしょうもない女、野島果歩。

その彼女が、あまりにも私だったのです。
彼女の考えている事がすべて私だったのです。
もう、伊吹マヤが「シンクロ率が400パーセントを超えています!」とか叫び出すレベル。

小説を読んでいるという気がしませんでした。
自分の喋った言葉がそのまま書き起こしてあるみたい…
息をするみたいに自然に文章が頭の中に入ってくる…
そんな生まれて初めての感覚を味わいました。

それ以来、『ホリー・ガーデン』は私の大切な一冊になりました。
自分を見失いそうな時は、必ず本棚から出してきて読み返しています。
そうだった、私はこういう人間だった…と。

何度も何度も何度も読んだせいで、もう表紙はボロボロです。
最初の数ページ分は暗記しています。

最近いろいろな事が一気に起こりすぎて足が地に着かない状態なので、またこの本の出番かな?と思っています。