エム

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今年に入ってからとにかく色々なものを失っています。人もモノも信頼も愛情も。
その大半が「とても大事にしていたもの」なのが不思議。
お陰で身の回りがずいぶんシンプルになってしまいました。

自分の行動も、善かれと思ってやったことがやたら裏目に出ます。
あとになって本当のことを聞いて「げげ、そうだったのか…しまった…」と思う。
今年はそんなのばっかり。生きててすみませんね…。

あと一番びっくりするのは、肌荒れするようになったこと。
私は昔からなぜか肌トラブルとは無縁の人間なのですが、
最近は赤くなったりニキビができたり…
しかもなかなか治らないので生まれて初めて肌荒れの薬とか飲んでます。
なんだ。年か。

そんな日々なので、当然メソメソしています。
正直なところ、楽しいことや嬉しいことよりも、悲しいことや辛いことの方が多いです。

でも、目に映ったものではなく、自分の中に渦巻くあらゆる感情を写真にうつすタイプの私にとっては、様々な感情がストックさればされるほど良いし、皮肉なことに、特に負の感情であるほど「では、この悲しみを撮ってみよう」などと創作意欲みたいなものが湧くのです。

悲しいことや辛いことは嫌いなんだけど。
でもそんな感情をためればためるほど何か作れるっていうのは。

どMすぎるだろ。

【動画】東京シャッターガール・フォト散歩企画

YouTube上のマンガチャンネル「MANGAPOLO」の、東京シャッターガールのフォト散歩企画に出させていただきました。原作者の桐木憲一先生と、タレントの吉木りささんと一緒にカメラを持って押上の街を散歩する、という内容です。私なんかが出ちゃって良かったのかな…と今でも思っています。

吉木さんは写真がお上手で、びっくりでした。撮られ慣れている人は写真がうまい、とよく言いますが本当だなと思いました。それに吉木さんは可愛いだけではなくてとても気さくな方で、初めて会ったとは思えないほどたくさん話しかけてくださって、感動してしまいました。現場の人みんな吉木さんが大好きでした。大人気の理由がわかったような気がしました。

動画は全部で5つあります。一週間に1本ずつ公開される予定です(たぶん)。よろしければご覧下さい!

「イメージと違う」

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私は、初めてお会いした方に100%の確率でそう言われます。
中でもよく言われることは以下の通りです。

【1】大きい人だと思った

なぜか大女だと思われていることが多いです。写真に写るとわりと大きく見えるらしいのですが、実際のところ身長148cmなので、大人としてはかなり小さい方です。待ち合わせ場所に行くとだいたい「ちっせぇ!!!!」と言われます。ちなみに小6から身長伸びてません。

【2】全身レザーに身を包んだハードな感じの人かと思った

「ハードな感じの人かと思いました…」とよく言われます。私は「大型バイクかバギーに乗ってそうなイメージ」らしいです。なんでだろう…。ちなみに車の免許は持っていませんがバイクの免許は持っています(乗らないけど)。

【3】まともに会話できないと思った

会話が成り立たないほど頭のおかしな人だと思われていることが多いです。この間は一通りお話した後「意外としっかりした人で安心しました…」と言われました。どんだけ。あとは「思ったよりエロくない」とも言われます。確かにTwitterなどでは下ネタ発言ばかりですが、初めてお会いした人の前ではさすがにう○ことかち○ことか言わないです。慣れてきたら言いますが。

以上をまとめてみると、みなさんの中の私はたぶん

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こういう感じなんですね。

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ヒャッハー

【お知らせ】SIGHT BOX 写真館

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【追記】当初は27日と28日だけの予定でしたが、31日も入らせていただきます。

急なお知らせで申し訳ありませんが、3月27日(水)・28日(木)・31日(日)にSIGHT BOXさんの写真館イベントに撮り手として参加させていただきます。なんだか私で良いのかなと思ったりもしておりますが、もしよろしければ。

SIGHT BOX 写真館の詳細はこちらのページをご覧下さい。

「こういう感じにしたい!」というご要望があれば何なりと仰って下さい。男性でも女性でも、多重露光でも、爽やかふんわり系でも、ダークなグロ系(どんなだ)でも、コスプレでもパンチラ(むしろ大歓迎)でもなんでもどうぞ。比較的、撮影可能領域は広い方だと思いますので遠慮なく。全力でがんばらせていただきます。私でよろしければですが…。

カメラはRolleiflexかSL66Eを使用させていただきます。いずれも6×6フォーマットです。

ちなみに撮影中テンションが上がってくると独り言や気持ちの悪い台詞を喋りまくる傾向にあるので、そのあたりは生温かく見守っていただけたらと思います。決してスマートな撮影ができる人間ではございません…(すみません)。

3月27日(水)・28日(木)・31日(日)の13:00〜17:00は確実にSIGHT BOXさんにおりますので、もしお時間ございましたら(写真館イベント関係なく)普通におしゃべりしにいらしてくださいましまし。撮影がなければ、読書か空想をしていると思います。

よろしくお願いします。

わいわい

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MacBook Airを手に入れました!
ずっと欲しかったので嬉しい!

外にいるときに何かを書いたり、調べたりすることがとても楽になりました。
早速、喫茶店でTumblrを開いて画像チェック。
おっぱいとパンツ写真で埋め尽くされている私のタイムラインを見て隣の真面目そうなサラリーマンが驚いてます。エロテロリスト・ユリコ。HAHAHA。

この記事も外から更新しています。ウフフン。

あたしはマイノリティ

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お友達と小説の感想や解釈を話し合っていると、どうも「かみ合わないな」と思うことが多いです。また、「君が薦めてくれた本、全然面白くないね」と言われることも多々。ずっとなんでだろう、と考えていたのですが…最近、ようやくその原因がわかりました。

私はいつも、大半の人が「憎たらしい…」と思う登場人物の方に感情移入・共感しているようなのです。
ミステリー小説だと、殺人犯の方。
サスペンス小説だと、黒幕の方。
恋愛小説だと、病んでる人かクソ野郎の方。
気付いたときは心底ぎょっとしました…。
そりゃみんなとかみ合わないし、薦めた本も面白くないって言われるはずだよ…。

舞城さんの『キミトピア』を読んだときも、ネットで大半の人が「憎たらしい…」と思っている登場人物に共感していました。『やさしナリン』では、やさしナリンを出して周囲の人々を困らせる緑里と葵衣に共感しました。私も、過去に何度もこういうことをやって近くの人をイライラさせたなあ…と。『真夜中のブラブラ蜂』では、主人公のフリーダムすぎる主婦・網子は私そのものでした。わかるわーというかこれ私じゃねーか、と。極めつけには、『すっとこどっこいしょ』おいて一番共感したのは、浮気をした挙げ句に説得に来た関係のない人を錯乱して刺してしまう後藤枡琉(救い様のないクソビッチ)でした…。

なんかもう自分にびっくりですわー。
いろいろなものが欠落している人間だとは思っていたけれども、これほどとは。
申し訳ないわー生きてて。

この間は、谷崎潤一郎氏の『痴人の愛』を読んだのですが、そこにはナオミというとにかく悪い女が出てきます。夫の財産を食いつぶし、やりたい放題。おそらくこの小説は「ナオミひでーなーこういう奴には気をつけよう」と読むのが普通なのでしょうが、私は(ナオミのような美人ではないしこんなに酷くはないけれど)自分の生活態度がかなり彼女と重なるところがあり、小説を読んでいる間はずっと痛いところをグサグサ突かれているような感覚でした。読み終わった後もいたたまれない気分でいっぱいで、なぜかダンナに

「悪い嫁でごめん…」

と突然謝ったりする始末。

ダンナは「ええ…?この本を読んで悔い改めるとかどういうことなんだよ…」と言いつつ「自覚があるんならいいんじゃないの」と。

これからは、自分がマイノリティであることの自覚を持つために、小説を読み続けていきたいと思います。