【お知らせ】デジタルカメラマガジン10月号

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9月号に引き続き…
9月20日発売のデジタルカメラマガジン2013年10月号に掲載していただきました。

「ボケという表現力」特集の中で
私は「写真全体の雰囲気を作る」を担当させていただきました。
よろしければご覧下さい。
p56-57です。

写真展を振り返って。

先日、大村祐里子写真展「Closet」は全会期を終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当に本当にありがとうございました!
たくさんの方に見ていただけて嬉しかったです。

形式面・内容面の両方から、写真展を振り返ってみたいと思います。

まずは形式面。

2011年11月に初めての個展をさせていただいて、今回で3回目の個展でした。3回目にしてようやく、当たり前のことを当たり前にできるようになったと思いました。テーマ決めからパネル制作までほぼスケジュール通り動けたし、制作物も目立ったミスはなかったし、約一ヶ月のあいだ体調を大きく崩さずに過ごせたし、たくさん在廊できたし、いらして下さった方とちゃんとお話できたし、赤字を出さずに終われました。こうやって書いてみるとできて当たり前のことばかりなのですが、自分は3回目でようやくそこに辿り着いた…という感じです。

次に内容面。

今回は「今までとは全く違うものを作りたい」と思っていました。なぜかというと…ちょっと前に、ある方に仕事の関係でポートフォリオを見ていただく機会があったんです。そのとき、その方はポートフォリオをパラっと見て「君、こういうのしか撮れないの?」と仰ったんですね。オマエは正方形でなんかオシャレっぽい自然光に頼りまくりな写真しか撮れないのか?と言われているのだとすぐわかりました。とても悔しかったです。でも、悔しいけど正論だ、と思いました。この悔しさを晴らすには、皆さんに「今までとは全く違うものだ」と思っていただけるようなものを作るしかない…。そう考えるようになり、今回の写真たちを撮りました。私、こう見えても負けず嫌いなんです。

この1年くらいで「自分は写真を仕事にしている人間である」という自覚を持つようになりました。無名であまりに実力不足ですが…。だからこそ「こういうのしか撮れない」自分ではいけないと思ったのです。完全に趣味で写真を撮っているのであれば、「こういうの」という作風が1つあれば良いと思うのです。というかむしろそっちの方が目立つと思います。だけど、仕事ではそうはいきません。作風にバリエーションがなければ、クライアントさんの求めるものに応じられない。この1年で嫌というほど思い知りました。1つの作風で仕事をしていけるのはよっぽどの有名人だけ。

今回の写真を見て下さった方からは「新しいゆり茶ワールドですね」「今までの写真を撮っている人と同じだと思えない」といった感想を多くいただけたので、私の試みはそれなりに成功したのかなと思いました。一方で、「俗っぽくてつまらん」「女子会トークを写真にしただけで新しい発見はゼロ」「結局何がしたいんですか」という感想もいただいたので、私は作風に拘るあまりテーマをきちんと昇華できていなかったんだなと感じました。この点に関しては今後の課題にしたいです。

この写真展で得たもの・反省したことを胸に、これからも試行錯誤しながら進んで行きたいと思います。

最後に。
私のやりたい放題を許して下さった喫茶おとらの夏目さん、
短納期にも関わらず制作物をきっちり仕上げて下さったデザイナー松田さん、
ありとあらゆることを手伝ってくれた親友まんじ、
被写体からCD制作まで楽しんでやってくれた妹&キャストの方々、
いつも私を無言で応援してくれるダンナ、
そしてお越し下さったすべての皆様、
本当にありがとうございました。

これからもがんばるZZZZZZZZZ
今回めっちゃポジティブです!

* * * * *

展示した漫画&写真を掲載いたします。

comic

この写真展について(漫画)

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01.Closet

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02.改造人間

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03.肉食系女子

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04.女子力

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05.OTAKU

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06.ファンシー○射

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07.女の人生ゲーム

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08.アタシが一番

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09.ガールズトークは下品

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10.勝負パンツ

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11.ジェラシー

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12.赤い糸

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13.狙ってる

closet

黒い解説

他にも漫画がありましたがそれは会場限定で!

完全版のZINEはこちらで通販させていただいております。よろしければ。
http://shutter-girl.jp/?p=22286

【お知らせ】通販はじまりました

8/10のコスホリックで販売したコスプレ写真集新作の通販がはじまりました!
Flameworksというサークルで活動を始めて約1年、まだまだ小さなサークルですが、なーさんの「SUMMER VACATION」がコスホリ会場で初めて完売いたしました。とても嬉しかったです。これからもサークルの皆と頑張っていきたいと思いました。

よろしくお願いいたします!

SM500

とらのあな
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/14/65/040030146540.html
DREAMCART
http://dreamcart.cart.fc2.com/ca22/77/p-r-s/

BLUE500

とらのあな
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/14/65/040030146536.html
DREAMCART
http://dreamcart.cart.fc2.com/ca22/76/p-r-s/

【動画】Closet おもしろ&キャスト紹介ver

先日、妹が作曲してくれた「Closet」の動画をアップいたしましたが、
諸々手直しをして再アップいたしました。(編集:妹)

キャストの皆さんの紹介も入っています。
酒好きばかりです。
犬も出てきます。
カオス

もしよろしければご覧下さい♬

写真集&ミニアルバムは以下からお申し込みいただけます。
http://shutter-girl.jp/?p=22286

【お知らせ】ClosetのZINE通販について

大村祐里子写真展「Closet」にお越し下さった方、本当にありがとうございます。
会期は8/27までありますが「Closet」のZINEの通販をさせていただこうと思います。
以下に詳細を記載させていただきます。よろしければぜひ。

<ZINEの表紙・裏表紙>
01

<ZINEの中身サンプル>
02

<セットの内容>
zineset

<詳細>

  • ページ数:48ページ(フルカラー)
  • サイズ:B5サイズ(182mm×257mm)
  • 高木里代子オリジナル5曲入りCD付き
  • おまけのうちわ付き
  • 会場で配布した「黒い解説」付き
  • 価格3,000円+送料240円=合計3,240円

<お申し込みの方法>

  1. 以下のフォームに必要事項をご記入お願いいたします。
    「Closet」ZINEお申し込みフォーム
  2. 折り返し、こちらからご入金方法などをご連絡させていただきます。
  3. ご入金を確認させていただいた方から、順次発送させていただきます。なるべく早くお送りできるよう努力いたしますが、場合によっては数日お時間を頂戴することがあると思います。すみません。

どうぞ宜しくお願いいたします。

【お知らせ】デジタルカメラマガジン 2013年9月号

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8月20日発売のデジタルカメラマガジン2013年9月号に掲載していただきました。

「スローシャッター」特集の中で
私は「印象的なポートレート」を担当させていただきました。
かなり詳しく解説を書かせていただきました。
よろしければご覧下さい。
p50-51です。

自然

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自分の中には、
既に目の前にあって「ああ、いいな」と思う光景を撮った写真(例:風景写真)と、
頭の中にある光景を自ら作り出して撮った写真(例:演出写真)と、
2パターンの写真が存在しています。

今回の写真展を含めて、
最近は圧倒的に後者の方が多いです。

その反動か、いまはとにかく前者を渇望しております。

きれいな自然がある場所で、
頭の中をからっぽにして、
「ああ、いいな」と思うものだけを
ひたすら写す生活がしたいです。

( ´_ゝ`)