
前回のエントリでお伝えした通り、8月に「Closet」というタイトルの個展をさせていただきます。「オンナは、オトコに見せられない自分をクローゼットの中に隠している」というテーマで撮影をいたしました。今回は、なぜそのようなテーマになったのかを書いてみたいと思います。
今回のエントリでは、私の心の狭さが思いっきり全面に出ておりますがご容赦下さいませ。
ちっちゃい人間でゴメンナサイ。
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昔ですね、私が(当時)付き合っていた男性にちょっかいを出してくる女がいたんですよ。
その子は彼氏がいるにも関わらず、どうやら私のお付き合いしていた男性をキープ君にしようとしていたみたいなんですね。私は人を嫌いになることがほとんどありませんが、その子のことは大嫌いでした!ムキーッ!
彼が「○○ちゃんからたくさんメールが来て困っちゃうよ〜」などとニヤニヤしながら時々彼女から送られて来たメールを見せてくれたのですが、そこには「△△サンがいま横に居てくれたらいいのにな〜♡」みたいな小悪魔的な文言が溢れまくっていてビックリ。極めつけには、彼が「こういうの困るんだよね〜」と伝えたところ彼女は「私になびかないなんて!」と激高し、彼の悪口を周囲にさんざん言いふらしたのでありました…。おそろしや。

中でも私が一番驚いたことは、その子がそんなことをしそうに見えなかったことです。
いまでいう森ガールみたいな感じで、ゆるふわ〜な雰囲気を醸し出している子だったんですね。顔もうさぎみたいで可愛かったです。ああ、思い出すだけで憎らしいクソアマ!!意外とイラストうまく描けちゃったじゃないの!!!似てるし!キーッ!!!(心が狭すぎる件)
この一件以来、私は

と思うようになりました。
話は変わりますが、私は「制作ネタ帳」なるものを持ち歩いており、何か思いついたらそこに書き込むようにしています。あまりにゲスなことばかり書き込んでいるので、友人からはデスノートならぬ「ゲスノート」と呼ばれています(せっかくのモレスキンが台無しすぎる件)。

夏に写真展をすることになり「テーマは何にしようかなあ」と考えていた時、ふと、前述の事件を思い出しました。「そうだ、女の裏の顔なんて面白いんじゃないの?(個人的な怨恨も含め)」と思い、考えついたのが

猫をかぶる
というタイトルの写真群でした。
猫を抱っこしたりおんぶしたりしている女の子たちが、一見仲良さそうに話をしているけれども、抱いている猫たちはパンチし合ったり噛み付いたりしている…(要は女の裏の顔が「猫」)というのはどうかしら、と。
なかなか名案だと思ったのですが、いくらムツゴロウさんと同じ誕生日の私でも猫をそこまで操れないだろうという問題に直面し、あっけなくボツになりました。
そこで、次に思いついたのが「Closet」でした。
英語の「Closet」には「押し入れ」の他に「その人の隠している秘密」みたいな意味があると知り、これだ!と思いました。可愛い女の子の部屋にあるクローゼットを開けると、そこにはとんでもなく邪悪なものが詰まっている…というのはどうだろう?
その話を、今回の写真展のモデルになってくれるという妹に話したところ、

と。でも

ということで、妹の意見を採用し、「オンナは、オトコに見せられない自分をクローゼットの中に隠している」というテーマを明るくポップに描くという現在の路線に落ち着いたのであります。
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そういった経緯でテーマが決まり、「男は金」「ガールズトークは下世話」「実はオタク」「飽きたらサヨナラ」「セルフポートレートは釣り」などなど、オトコには見せられないオンナの顔を私なりに撮ってみました。展示会場で見ていただけたら嬉しいです!