
※今日の記事は全体的に汚いのでご注意下さい。
わたしは昨年9月に上行結腸憩室炎という大腸の病気で入院しました。そのとき「炎症がおさまったら、念のため大腸内視鏡検査をやりましょう」とお医者様に言われました。そして本日!その大腸内視鏡検査なるものを体験してきましたので、まったく需要がないと知りながらもその様子を書き残したいと思います。
ちなみに、大腸内視鏡検査とは…
一言でいうと、尻から小型カメラを入れて腸の中をみる検査です。
いやな予感しかしない。
<検査前日>

検査に支障をきたさないよう、消化のよいものしか食べられません。病院からもらった検査用の食事のわびしさは尋常じゃない。食事というか、飲み物だし。空腹だった。あと、お風呂にはいったとき、念のためシリ毛を処理しました。要求されてないけど一応。おとなの配慮。
<検査当日・朝>

腸の中をすっからかんにするため、朝8時から2時間かけて「下剤を2リットル飲む」というイベントが待っています。わたしは普段ほとんど水を飲まない人間なので、大変につらかったです。しかも途中で、この下剤の味が「精子の味に激似である」ということに気が付いてしまい、余計に飲むのがつらくなりました。害はなさそうなんだけど妙にぬるくてオエッとなる感じが似ていると思いました。すいません。
下剤を飲み始めて1時間半くらいした頃、急激に便意が襲ってきました。その後は出るわ出るわ。「クスリってすごい…」と感激しました。最後の方は水的なものが勢い良く出すぎるので「わたし、いま、蛇口みたい!」と不覚にもウキウキしてしまいました。
下剤イベントを体験してみて、身体の中のものをすべて出し切るという感覚は悪くない、むしろ気持ちがいい、と思いました。いままで浣腸モノのAVに出演する人はどういう気持ちなんだろうと思っていましたが、今回その理由が少しわかりました。人はこうやって少しずつスカトロ道へ進んで行くのかしら…。

<検査本番>
便意がおさまったころ、病院へ。尻のところに穴があいた紙パンツに履き替え、いよいよ検査開始です。わたしはどうしてもモニタに写る自分の腸をリアルタイムで見たかったので「眠らせないでください」と先生に懇願し、起きたままの状態で検査をしてもらうことにしました。最近の検査は、(起きていると痛かったりするので)麻酔で眠っているあいだに済ましてしまうのが主流なんだそうです。でもそれはいやだったのです。もったいないじゃないか。
肩に腸の動きを弱めるクスリを筋肉注射し、検査台に寝転びます。30年間アナルNGを貫いて来たわたしですが、ついに解禁なのね…!などとドキドキしていると、「じゃあお薬とカメラ入れますねー」とアッサリ先生の指が尻に。
アッー!(早)
カメラが尻に入ると、すぐに、目の前にあるモニタに自分の腸内が写し出されました。これが腸!と感動しました。密集した白子(桃の断面にも見えた)にローションをかけてテラッテラにした感じの中をグイグイ進んで行くようでした。よく見ると腸壁にはたくさんの細い血管が通っていて、犬のお腹を見たときのような、薄くて危ないな、という印象を受けました。そして、この世界はいつか必ず写真にしたい、と思いました。

カメラは、肛門になんかつっかえているような感じでした。思ったよりは痛くなかったのですが、先生が「ちょっと腸がひっぱられるような感じがしますよー」というときは、お腹の内側から固いものでゴリゴリやられているような感じがして、痛いというより不快でした。お腹に手をあててみると、カメラがボコボコしているのがわかって気持ち悪かったです。エロ漫画同人誌でよく女の子がサイズ以上のモノをつっこまれてお腹がボコボコしているシーンがありますが、あれってこういう感じなのかな…と思いました。

検査がはじまって数分してから、先生に「むずかしい腸ですね」と言われました。え?むずかしいってどういうこと?と思っていると、検査をしてくださった先生の上司(?)と思しき別の先生に交代。その先生に「年齢のわりに、腸がとても長いですね。野菜ばかり召し上がっていますか」と言われました。話をまとめると、私は腸がとても長い挙げ句に変な風にねじれているらしく、検査をするのがむずかしいのだそうです。途中何回も「ねじれを直しますね」と言われました。腸のながい女、ユリ子。
結局、むずかしい腸のせいで検査は1時間以上もかかりました。普通の人は15分〜30分で終わるらしいです。ただ、腸の中は極めて綺麗だったようで、良かったです。ポリープもありませんでした!万歳。
新しい世界を見たり、創作のネタになりそうな刺激を受けたり、大腸内視鏡検査、いい経験でした。

みんな大好き、無修正画像。