書けるかどうか

先日、文芸の編集さんとお話させていただいた。その方が会話の中で「結局、作家というのは、書いていないことを書けるかどうかじゃないですか」とおっしゃった。彼女にとっては何気ない言葉だったと思うのだが、私は数日経ったいまもそれを忘れられないでいる。たぶん写真も同じ。