ダンナの趣味

特にこれといった趣味が無い、うちのダンナ。
口癖は「何か趣味を見つけないとなあ」
昔、彼が「趣味 見つけ方」とGoogleで検索しているのを見て衝撃を受けたことがあります。そんなこと聞かれてもGoogle先生困るだろうよ。アンタは定年後の父さんか。

しかし!
そんな彼にも遂に「趣味」と言えるものが見つかりました。
それはズバリ
 

妖 怪 研 究。

 

ダ「俺は(エロ以外で)何に興味が有るんだろう?」
私「…そういえば、妖怪にやたら詳しいよね。本当は好きなんじゃないの」
ダ「そうか…!妖怪…!我、天啓を得たり!」

という、非常に単純なやりとりの結果、自分が妖怪に興味を持っていると気付いたダンナ。
彼、事あるごとに妖怪話を持ち出すんですよ。本人は意識していなかったようなのですが、私は前々から「なんでこの人はこんなに妖怪の話をするのだろう」と思っていたのです。思い出せる範囲でも、以下のような会話をした記憶があります。

<妖怪トークその1>
ダ「あそこにいるオッサン、ひょうすべにそっくりだ!」
私「…ひょうすべって何?」
ダ「妖怪。

<妖怪トークその2>
(とてつもない寝相のまま目覚めた朝)
ダ「大変だ!枕返しが出た!」
私「…枕返しって何?」
ダ「妖怪。

<妖怪トークその3>
(暗い夜道で)
ダ「べとべとさん、お先にどうぞ」
私「…べとべとさん?誰?」
ダ「妖怪。
※べとべとさんは、夜道で人間の後ろをついてくる妖怪。「お先にどうぞ」というと、ついている人間から離れるらしいです。知るか!


まさかの愛読書。
ダンナは「まずはこの本を読み込むんだ!」と言って頑張ってます。
本を読み終わったら、次は日本各地の妖怪スポットに出かけるらしいです。
引き蘢りポテンシャルの高さには定評のあるダンナがこんなに活動的になるなんて信じられません。すごいな趣味って。

そんなこんなで妖怪にハマってしまった彼に「妖怪の何が楽しいの?」と聞いてみたところ、「昔の人は、説明出来ない事が起こった時、妖怪を作り出してその妖怪のせいにしてたんだよ。俺は妖怪そのものも面白いとは思うけど、それよりそういった人々の思考パターンに思いを巡らすのが楽しい」というなんか偉そうな答えが返ってきました。ぬーん。。。

…まあ、内容はともかく趣味が見つかったのでよしとしましょう。
 

〜さいごに〜

私「妖怪研究って大変だよね」
ダ「なんで?」
私「だって姿が見えないものじゃん」
ダ「いや…見えるよ…妖怪は…」(じっとこちらを見ながら)

ん?

46件のコメント

  1. 妖怪研究って変わってるよね、前回のコメントは名前がおかしくなりました。

    なんかいつも楽しくて夫婦漫才って感じがしますよね、ゆり茶さんも有名人だからなんかあちこちのところで見かけますよ、
    背景が真っ赤な壁のところとか・・・

    今度時間があったら自分のミクシー用のアイコン作ってほしいっす。

  2. 妖怪ね。まさに日本の匂いがしますね。妖怪とかはそれなりに文化が古い国とかによくありますが、アメリカとかは歴史があまりにも浅いので(200年ちょっと)、妖怪がありません。ゴーストとかはもちろんありますが、日本や東洋のようなユニークな妖怪などはありません。もちろんヨーロッパとかではトロールとかはノームとかはいるけどね。また、特にアメリカはキリストの国だから、昔の日本みたいに「説明できないものは妖怪」より「説明できないものは神様」として説明してきたから妖怪がないのかな・・・アメリカ人に妖怪を過去にも説明しようと思ったけど、そもそも「妖怪」という言葉がない!ゴブリンとかデーモンとか使うけど・・・ぜんぜん違うし・・・

    ・・・なんだかゆり茶さんの旦那に話すようなコメントになってしまいました・・・すみません。

    あ、でも写真は好きです!影をうまく使いましたね!!これって、とる前に「よし!影を使おう!」と思って撮りましたか?それとも撮った後「あ、これ良いな・・・」と思いましたか?僕はよく撮った後スキャンしながら「おおおおお」と思うことがよくあります^^

  3. スポーツとかだと、歳をとったら体力的にできなくなったりすることもあるだろうけど、妖怪研究ならいつまでもできるからいいんじゃない?(笑)生涯現役(笑)
    妖怪スポットに写真撮りに行くってことで、夫婦の趣味の共存が成り立つ!( ‘ ∀ ‘ )ノ

  4. 爆笑しました。
    オチがすばらしいです(笑)
    最近のゆり茶さんの写真、濃い目ですね!
    いずれにせよシュテキです☆
    星空のようにもみえますが、これは地面です?

  5. 妖怪か~ おしいな~
    怪人なら ホレ こうして ココに居るのに~

    あたしゃ怪人うひょひょ ですので ヘェ

    ・・・・・  うひょひょ

  6. わ~っ、天の川みたい。
     
    天地を逆さまに…桜の花びらがお星さまになっちゃった!
     
    ※ 男(少なくとも私)から見たら、女はすべて妖怪に見えますが…。

  7. 妖怪研究かぁ・・
    子供のころはアニメのゲゲゲを見てはいましたが、その後 特に妖怪に惹かれたことはなかったなぁ
    でも興味を持つものなんて人それぞれですもんね。
    旦那さんも日々ゆり茶さんという大妖怪の研究に勤しんだ結果、妖怪全般に興味を持ったんですかね(笑)

  8. 妖怪話も奥が深いですもんね〜。
    佐賀は化け猫騒動の発祥の地だったり、なんとひょうすべの生息地でもあります
    。佐賀鍋島化け猫騒動は実は僕も興味ありです(笑)

  9. この写真、かっこいい…宇宙っぽい^^

    それにしてもダンナ様、趣味の見つけ方をググっちゃうなんて!かわいらしいー( ´艸`)
    ゆり茶さん、ぜひ妖怪スポット巡りについて行って
    妖怪写真撮ってきて下さい!!

  10. 僕も5歳くらいのときはウルトラマンの怪獣図鑑を読みふけって、怪獣知識を増やすのが趣味でした。今思えば変な子です。

    妖怪写真(セルフポートレート?)を期待してます。^^

  11. この写真は天地が逆になっているんですね!
    無数の花びらが夜空の星のようで素敵です。

    定年後の父さんかって(笑)
    妖怪…ある意味浪漫があるかも?
    ご主人には見えているんですね^^;

  12. ゲゲゲの鬼太郎(第3期)は私の青春。
    妖怪のことなら負けませぬ!

    水木本ってことは旦那様的にも、やっぱり鳥取が聖地なんでしょうか?
    いや、何だか民俗学的・心理学的見地からフィールドワークを行いそうな勢いですねw

  13. 我が家にはすねこすりが一匹いますよ。
    転びそうになって、かなり危険です。
    僕も小学生のときは妖怪図鑑とか、たくさん持っていました。
    雪女のページは特に怖かった印象があります。

  14. ダンナさんがそんなに僕に興味を持ってくださってるとは思いませんでした。今後ともよろしくとお伝えくださいませ。 by あずきとぎ@水木しげる

  15. 旦那様素晴らしいですね。そうやって、日常生活で妖怪の名前がスッと出てくるというのは、すでに知識が血肉化しているということですよ。そんな旦那様には、「暗闇坂むささび変化」という歌を捧げましょう。はっぴいえんどの名曲です。そういえば、あなたのご実家のあたりも、妖怪という意味では因縁浅からぬ土地ですねーー。

  16. 僕の友達にも見えるっていう人います。(汗)

    K-5を買ったのでブログ再開します。テーマは違うけど。
    またよろしくお願いします。

  17. こんばんは
    ま、いずれにしろ何か趣味があるというのはいいこと?
    でしょう(笑)

  18. そうやったんかー・・・
    ゆり氏は妖怪やったんかー!
    道理で写真の上手さが人間離れしているはずやわ^^

  19. >>みやびりんさん
    そうですね、ダンナはかなり変わってます…。
    背景が真っ赤な壁とはあの写真のことかしら?(笑)
    アイコンですかー。私でよければお作りします!!^^

  20. >>Timさん
    なるほど、妖怪というのは日本独特の文化なのですね!
    英語に妖怪という単語が無いと聞き、たしかにそうだなと思いました。無いものを説明するのは難しいですね…^^;
    昔、親がアメリカで「天ぷらとは何か」と外人さんに聞かれて困ったという話を思い出しました。天ぷらは当時アメリカで認知されていなかったのだそうで…。
    この写真は、始めから影を使おうと思って撮りました。
    ただ、スキャンをしたら普通な感じで気にくわなかったので、天地を逆にしました(笑)
    気に入っていただけて嬉しいです!

  21. >>Tomoさん
    そうですねー。
    無害な感じの趣味なので長続きしそうです。
    そしてTomoさんの仰るように、GWは鳥取の水木ロードへ妖怪を見に行く事になりました…(笑)
    ヤケクソで私は妖怪の写真を撮って来ようと思います!

  22. >>やまおいちゃん
    ありがとうー。
    実際の会話なのでありんす(笑)
    最近はアンダーに撮って色を濃いめにするのに凝っています。
    これは散った桜の花びらが一面に散っている地面です!

  23. >>jafoさん
    妖怪と怪人はどう違うのでしょうか?(笑)
    しかもウヒョヒョという名前の怪人がいるのですね!
    私とは違う種族なのですね…!

  24. >>hironekoさん
    天の川…ありがとうございます。
    スキャンしたとき、最初に「キモッ!」と思った写真だったので、そんなに綺麗なイメージを持って頂けるとは思いませんでした^^;
    女はみんな妖怪…そうかもしれないですね…(笑)

  25. >>k1さん
    私もゲゲゲの鬼太郎は見ていました。
    そして親曰く、私も小さい頃妖怪図鑑を読むのが好きな子だったらしいです…(衝撃)
    全く覚えておりませんが!
    ダンナは図鑑を見て、私が何と言う名前の妖怪なのかを日々考えているようです。既に候補がいくつかあるので、これに関してはまた後日記事にしたいと思います(笑)

  26. >>しげぞうさん
    そうですね、図鑑を見ていると結構面白いです(笑)
    佐賀はひょうすべの生息地!なんという妖怪スポット!
    ひょうすべはダンナお気に入りの妖怪なので、もしかしたら近いうちに佐賀へひょうすべ見学へ行くかもしれませぬ。。。
    化け猫も佐賀産なのですね!
    いろいろと勉強になります!

  27. >>Robertoさん
    ありがとうございます(笑)
    笑っていただけて幸いです。

  28. >>nakkyさん
    ありがとうございます。
    ネタになってよかったです(笑)

  29. >>MIZUHOさん
    コメントありがとうございます。
    かわいい…というのはダンナのことでしょうか?(笑)

  30. >>youさん
    ありがとうございます!
    この写真は自分の中で気持ち悪い印象だったので、宇宙と言って頂けて嬉しいです!
    ダンナはなんでもググります。そこまでググるなよ…というものも…(笑)
    GWは早速妖怪スポットに行くらしいので、私もそこで妖怪写真を狙ってみたいと思います!撮れたら撮れたで問題ですが…。

  31. >>satumanokazeさん
    私もウルトラマンの怪獣結構好きでした。
    小学校のときに仲の良い男の子がウルトラマン好きだったので、その影響でウルトラマンのゲームをしたり映画を見たり本を読んだりするうちにわりと怪獣の知識が(笑)
    セルフポートレート=妖怪写真 に噴きました。

  32. >>mogさん
    ありがとうございます!
    撮ったままだとあまり面白くなかったので、逆さまにしてみました(笑)
    ダンナは妖怪が見えるらしいです。
    思い返すと、だいぶ前に「君は人間ぽくない」と言われた事があります。今回への伏線だったのか…?と(笑)

  33. >>きりえさん
    ここにもお詳しい方が!
    鳥取はやはり聖地のようです。
    GWに、早速鳥取へ行く模様です。
    今後、本当にフィールドワークが行われそうな予感がしてきました(笑)

  34. >>ditaoさん
    すねこすり!
    カワイイですが時々危険ですね(笑)
    水木さんの本は面白いのですがイラストがわりとコワイですね。
    雪女のページを見てみたいと思います。

  35. >>X-10さん
    失礼かもしれませんが、あずきとぎは相当似てます(笑)
    ダンナに伝えます!

  36. >>mizushima
    「妖怪」と言ってまず頭に浮かぶのはダンナじゃなくて君だわ(笑)あの絵は忘れられない。
    その歌知らないー。調べてみる。
    私の実家のまわりってそうなの?幽霊坂とか?確かにお寺も多いし妖怪出そうだよね(笑)

  37. >>kinoさん
    見える人!いいですね、うらやましいです!
    私はそういう霊感(?)みたいなものがゼロなので…。
    ブログ再開おめでとうございます!!!
    これからもたのしく写真を撮って行きませう♪♪

  38. >>yutaさん
    こんばんは☆
    そうですね、ダンナはこのまま行ったら確実にボケてしまう感じだったので、何か熱中できるものが見つかって良かったです。

  39. >>macky450さん
    そんなそんな^^;
    私が何の妖怪なのかは現在調査中であります。
    いまのところ3〜4つ候補があがっています(笑)

  40. 小学生の頃、学校の図書館で「妖怪」や「電車」の分厚い本をよく読んでました。懐かしい。。。 赤坂の旦那も海で鈍感ですから妖怪みたいなもんですよ。

  41. >>ditaoさん
    そうだったのですかー!
    実は鳥取へ行って、今日帰ってきました(笑)
    水木ロード見てきましたよ!妖怪汁も売っていました。
    私は目玉親父のかたちをした和菓子を頂きました。
    今回は弾丸ツアーだったのであまり色々なところをまわれず…。また鳥取に行きたいです。

  42. >>Takahiroさん
    Takahiroさんも妖怪(電車も)がお好きなのですね。
    意外と妖怪にハマっていた方が多く驚いております。
    海で鈍感な赤坂の旦那…(笑)
    あの方の若さは妖怪ぽいと思います…

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