本日、グループ展「Newmoon Palace of November」が終了いたしました。
お越し下さったみなさま、本当にどうもありがとうございました。
今回は「恋」というタイトルで、A3の額装写真10点と、ブックを1冊展示させていただきました。人形師・琥珀さんのお人形ルナちゃんと、モデルの都川なつのりくんと一緒に制作をしました。以前からやってみたかった、人形と男性というテーマに挑戦できて嬉しかったです。
ルナちゃんには自分の気持ちを投影しました。
私は、好きになった人にはとことん「その人の人形でありたい」と思うタイプです。
何をされても、何を言われても、怒りません。
とにかくその人に合わせます。
それで喜んでくれるなら。
恋は駆け引き、と言いますが、駆け引きなんてしません。
どんなカードを引いたって構わない、と思っています。
そうすれば好きな人が自分を必要としてくれると知っているからです。
そのくらい捨て身でいかないと、他の子に負けちゃうの。
ねえ、あの子よりも私の方がいいでしょう……。
あなたにとびきりの楽しい時間をあげるから。
あなたの大好きな話をたくさんするから。
私がんばるから。
……でも。
いつも、好きな人の「一番」になれていない自分がいます。
私は人形。
あなたの都合の良い人形。
それだけ。
気が付けば誰もいない。
恋はいつも悲しい。
全てをさらけだして、好きな人にぶつかっていけない弱い私が悲しい。
結局、私は臆病者。
……というお話でございました!
爽やか仕上げですが、自分の中ではかなり悲しいストーリーでした。
ゆりちゃさん、胸が痛いよ(/ _ ; )なつのりくん目線で見てたけど、お人形に感情移入…
>>minaさん
そう思っていただけて嬉しいです!♡
実はルナ目線の写真でした。
そうか、そう言うことだったのかとブログを読んで納得。
そんなこと写真だけ見てる時は考え付かなかったなぁ。
今回は人形展の一部としての展示でいつもと違った趣向でしたね。
若干会場が狭苦しかったので、もっと広い場所でゆり茶さんの他の作品と一緒に観賞したいと言う気持ちもありました。
(人形は人形で嫌いではないですが)
絵画や彫刻だと作品を自分の子供と例える人もいるけど人形作りだと一層その傾向が強まるみたい。
それに対して、写真は自分の一部と言うより対象と作者の間に距離がある点が面白いのかも。
ゆり茶さんの距離の取り方や視点は、モチーフが何であれ常に変わらないのかも知れない…などと感じました。
またゆっくりと観に行きたいと思っております。次回もよろしくね。
>>だいきちさん
お返事が遅くなり申し訳ありません!
ご感想をいただけてとても嬉しいです。
本当はそういう内容でした〜。
会場が狭くてすみませんでした。
来年は広いところでも展示をしたいなあと思っております。
「ゆり茶さんの距離の取り方や視点は、モチーフが何であれ常に変わらないのかも知れない」というお話ですが、自分でもそう思っています。いろいろ撮っているように見えるのですが、私は実のところひとつのものを撮り続けているんだなあと。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。