前回のエントリでお伝えした通り、8月に「Closet」というタイトルの個展をさせていただきます。「オンナは、オトコに見せられない自分をクローゼットの中に隠している」というテーマで撮影をいたしました。今回は、なぜそのようなテーマになったのかを書いてみたいと思います。
今回のエントリでは、私の心の狭さが思いっきり全面に出ておりますがご容赦下さいませ。
ちっちゃい人間でゴメンナサイ。
* * * * *
昔ですね、私が(当時)付き合っていた男性にちょっかいを出してくる女がいたんですよ。
その子は彼氏がいるにも関わらず、どうやら私のお付き合いしていた男性をキープ君にしようとしていたみたいなんですね。私は人を嫌いになることがほとんどありませんが、その子のことは大嫌いでした!ムキーッ!
彼が「○○ちゃんからたくさんメールが来て困っちゃうよ〜」などとニヤニヤしながら時々彼女から送られて来たメールを見せてくれたのですが、そこには「△△サンがいま横に居てくれたらいいのにな〜♡」みたいな小悪魔的な文言が溢れまくっていてビックリ。極めつけには、彼が「こういうの困るんだよね〜」と伝えたところ彼女は「私になびかないなんて!」と激高し、彼の悪口を周囲にさんざん言いふらしたのでありました…。おそろしや。
中でも私が一番驚いたことは、その子がそんなことをしそうに見えなかったことです。
いまでいう森ガールみたいな感じで、ゆるふわ〜な雰囲気を醸し出している子だったんですね。顔もうさぎみたいで可愛かったです。ああ、思い出すだけで憎らしいクソアマ!!意外とイラストうまく描けちゃったじゃないの!!!似てるし!キーッ!!!(心が狭すぎる件)
この一件以来、私は
と思うようになりました。
話は変わりますが、私は「制作ネタ帳」なるものを持ち歩いており、何か思いついたらそこに書き込むようにしています。あまりにゲスなことばかり書き込んでいるので、友人からはデスノートならぬ「ゲスノート」と呼ばれています(せっかくのモレスキンが台無しすぎる件)。
夏に写真展をすることになり「テーマは何にしようかなあ」と考えていた時、ふと、前述の事件を思い出しました。「そうだ、女の裏の顔なんて面白いんじゃないの?(個人的な怨恨も含め)」と思い、考えついたのが
猫をかぶる
というタイトルの写真群でした。
猫を抱っこしたりおんぶしたりしている女の子たちが、一見仲良さそうに話をしているけれども、抱いている猫たちはパンチし合ったり噛み付いたりしている…(要は女の裏の顔が「猫」)というのはどうかしら、と。
なかなか名案だと思ったのですが、いくらムツゴロウさんと同じ誕生日の私でも猫をそこまで操れないだろうという問題に直面し、あっけなくボツになりました。
そこで、次に思いついたのが「Closet」でした。
英語の「Closet」には「押し入れ」の他に「その人の隠している秘密」みたいな意味があると知り、これだ!と思いました。可愛い女の子の部屋にあるクローゼットを開けると、そこにはとんでもなく邪悪なものが詰まっている…というのはどうだろう?
その話を、今回の写真展のモデルになってくれるという妹に話したところ、
と。でも
ということで、妹の意見を採用し、「オンナは、オトコに見せられない自分をクローゼットの中に隠している」というテーマを明るくポップに描くという現在の路線に落ち着いたのであります。
* * * * *
そういった経緯でテーマが決まり、「男は金」「ガールズトークは下世話」「実はオタク」「飽きたらサヨナラ」「セルフポートレートは釣り」などなど、オトコには見せられないオンナの顔を私なりに撮ってみました。展示会場で見ていただけたら嬉しいです!
やっぱ、ゆり茶さんの本領は文章なんじゃないかと勝手に思っています。
それが写真にになって表現された時の爽快さは異常!!!
最高ですよ。
そうか、セルフポートレートは釣りだったのか……騙されたぜ、ちっ!
クローゼット。
女だからこそ知り得る女の深淵。
う~む、こりゃ奥が深そうだ!
「男は金」に関連して?「身長の低い男は障害者」という震撼すべき言動を以前2ちゃんで見つけて震えてたコメヘンです。ちっちゃい男性でゴメンナサイw
読みながら爆笑してしまいました!(笑)
セルフポートレートは釣り
は名言でましたね・・・
「女の裏の顔」「男の財布の中身」は
嗅ぎ分ける能力を身につけた者の勝ちです。
この歳になると「陰のある女」に惹かれますが。
面白いけどあまり展示前からネタをばらさない方が…(^_^;)
それに漫画家に転向する予定でもあるのかい?
しかし言われてみると女性の表と裏を感じる時がありますねぇ。そもそも化粧をすること自体そう言う性質を持ってる証なわけでして…。僕にも苦い経験があります(T_T)
特に今の時代、ネットやメールは堂々と嘘を付き、違う自分に成りすますためのメディアと言う輩が一部にいるけど、ああ言うのは…(以下割愛) ま、展示の時にお会いできれば。よろしく!
どういうふうに写真で表現するのか、凄く気になります!
見たいけど、東京は遠いです。。。(>_<)
毎回、ゆり茶さんのお話には惹きつけられます。(๑≧౪≦)
私も昔、ダンナが、小学校から親友だと思ってた“アマ”に、陰で
ちょっかいを出されたことが・・・。いま思い出しただけで、キーーーッ!!
うちのダンナは素晴らしく鈍いので、アマの企みに気づかなかったらしいけど・・・。
そのアマときたら、何かあると私に、「ずっと友達だよ~!」なんて
言ってたんだから、ホントにオ・ン・ナって怖~~~~い~~~~!!!
写真展、すっごく行きたいけど遠くて・・・(つд⊂)
なので、写真集希望します!!
>>rokisukeさん
わ〜ありがとうございます(笑)
自分の根本的な部分は文章で出来ていると思っているので嬉しいです。
>>hironekoさん
ウフフ〜
今回の写真展で、私はたぶん「性格の悪い女」と思われるはずです(笑)
>>こめへんさん
えええ〜!それは衝撃です(汗)
うちもダンナが小さいもので(笑)
小さくてもいいじゃないですかねえ。
>>英さん
ありがとうございます(笑)
笑っていただけたら何よりです!
「セルフポートレートは釣り」だと思ってます。
釣りという言い方よりは、
自己顕示欲の現れ、みたいな感じかしら…
>>tasshiさん
なるほど〜(笑)
私は財布の中身を嗅ぎ分ける能力に著しく欠けます…
>>だいきちさん
ウフフ〜
漫画家は小さい頃からの夢で、いまだになりたいです(笑)
女性の裏表は怖いですよね。
そういう私も裏表がないわけではありませんで…(笑)
会場でお会い出来たら嬉しいです!
>>うえっちさん
東京遠くてゴメンナサイ!(涙)
写真で、かなりバカバカしく表現したつもり、です!
わりとお下品な感じです!
>>piyocoさん
わ〜そうだったんですか!
それは恐ろしい体験をなさいましたね(笑)
でもそういう子って多いと思います。
私の友達も完全に同じ体験をした子がおります…
おそろしいですわね!
写真展のことを気にかけて下さるだけで嬉しいです!
ZINEは販売できるように努力いたしますね〜!
ありがとうございます。